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様式「 輸送条件書」の変更及び「貨物海上保険にかかる通知」の追加について

2025.05.15

2025年5月15日
独立行政法人国際協力機構
国際協力調達部 契約推進第三課

2025年3月24日に開催した説明会の通り、機構本部において実施する本邦機材調達案件の貨物海上保険を受注者任意の保険会社による付保とし、保険料を競争に含める方針としました。これに伴い、輸送条件書(船積渡し)を変更し、貨物海上保険にかかる通知を様式に追加しました。

様式:https://www.jica.go.jp/about/announce/manual/form/oversea/op_tend.html


輸送条件書(船積渡し)の変更箇所は以下の通りです。

3 貨物海上保険

変更前

発注者が締結している包括予定保険Open Policyに基づき、発注者を被保険者、受注者を保険契約代行者として、発注者の特約条件による貨物海上保険を、以下の期間で付保すること。なお、船積完了から保険が適用される。
・海上輸送の場合、 仕向港荷揚げ後90日
・航空輸送の場合 仕向空港荷揚げ後30日
・海上輸送+内陸輸送 陸揚港荷揚げ後120日

変更後(下線部)

発注者を被保険者、受注者を保険契約代行者として、受注者は以下の保険条件で海上貨物保険を手配する。なお、船積み完了または輸送業者への引渡時点から保険が適用される。
・付保期間:
海上輸送            仕向港荷揚げ後90日
航空輸送の場合        仕向空港荷揚げ後30日
海上輸送+内陸国際輸送の場合 陸揚港荷揚げ後120日
航空輸送+内陸国際輸送の場合 仕向空港荷揚げ後60日
・協会貨物約款(A)(Institute Cargo Clause (A))
・戦争保険、ストライキ保険を必須とする。
・第三者求償権放棄特約を認める。
・保険金額は機材費、梱包・輸送費の合計の100%とする。

4 輸送書類

変更前

提出書類名 海上輸送 航空輸送
海上輸送:Bill of Lading * 正3部、写2部
航空輸送:Air Waybill 正1部、写1部
Invoice ** 正1部 写2部 正1部、写1部
Packing List** 正1部 写2部 正1部、写1部
保険証券/Marine Cargo Policy 正2部、写1部 正2部、写1部
海上保険料請求書/Debit Note 正2部 正2部
検量証明書*** 必要に応じて 不要
原産地証明書 正1部、写1部 必要に応じて
領事査証 必要に応じて
梱包材熱処理証明書等**** 必要に応じて
非木材証明書 必要に応じて
輸送日程報告カード(確定) 電子データ1部 電子データ1部
輸出許可通知書 正1部 正1部

 * B/Lは荷受人宛の船積港/出発地空港から仕向港/到達地空港までの一貫した輸送責任を有する運賃払込済み無故障船荷証券Clean B/Lとする。
 ** 書式は受注者のものを使用すること。荷受人宛として受注者署名入りとすること。
*** 海上輸送の場合、日本海事検定協会あるいは新日本検定協会による検量を行い、検量証明書を提出すること。
**** 経由地で必要な場合は取り付けること。

変更後(下線部)

提出書類名 海上輸送 航空輸送
海上輸送:Bill of Lading * 正3部、写2部
航空輸送:Air Waybill** 正1部、写1部
Invoice *** 正1部 写2部 正1部、写1部
Packing List*** 正1部 写2部 正1部、写1部
保険証券/Marine Cargo Policy** 正2部、写1部
海上保険料請求書/Debit Note** 正2部 正2部
検量証明書**** 必要に応じて 不要
原産地証明書 正1 、写1 必要に応じて
領事査証 必要に応じて
梱包材熱処理証明書等***** 必要に応じて
非木材証明書 必要に応じて
輸送日程報告カード(確定) 電子データ1部 電子データ1部
輸出許可通知書 正1部 正1部

*   B/Lは荷受人宛の船積港/出発地空港から仕向港/到達地空港までの一貫した輸送責任を有する運賃払込済み無故障船荷証券Clean B/Lとする。
**  原本がPDFの場合は正の提出は不要とする
***  書式は受注者のものを使用すること。荷受人宛として受注者署名入りとすること。
**** 海上輸送の場合、日本海事検定協会あるいは新日本検定協会による検量を行い、検量証明書を提出すること。
***** 経由地で必要な場合は取り付けること。

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