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海外渡航管理システム(トコカン)の導入について

2024.03.08

JICA安全管理部

平素より弊機構の事業にご理解・ご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

JICAは、海外での有事の際に対象地域に滞在しているJICA事業関係者の情報検索、注意喚起や安否確認発信、対象者の応答確認の迅速化を実現するために海外渡航管理システムを導入します。

海外渡航管理システムで効率化できること

2024年4月からは、システムに渡航者情報及び渡航予定情報を登録いただくことになります。 渡航予定情報は外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」にも自動連携されるため、「たびレジ」への直接入力が不要となります。
注意喚起や安否確認を行う事態が発生した場合、登録いただいたメールアドレスにシステムからメッセージが一斉発信され、受信者はシステムを通じてメッセージの確認や安否状況の回答が可能となります。

ユーザIDとパスワードの発行

システムのご利用にはユーザIDとパスワードが必要です。ユーザIDの発給、アカウント登録の手続きは案件を主管する部署・拠点が行います。
渡航を予定されている方は、案件主管部・拠点にご連絡ください。

渡航者お一人につき、一つのユーザIDを使用します。既にご登録済みの場合は、案件や部署毎に改めて申請いただく必要はございません。

手続きが完了すると、アカウント仮登録の完了のメールが届きます。メールを受信されましたら、記載されているURLに24時間以内にアクセスして本登録をお願いします。ユーザIDは最後の渡航情報から1年間有効です。

登録情報

システムに登録する情報は以下のとおりです。

渡航者情報 姓名、パスポート番号、派遣種別、渡航目的、派遣期間、緊急時日本国内連絡先情報、保険情報等
渡航予定情報 旅程情報、注意喚起・安否確認送付先メールアドレス、現地滞在先情報等

システムの本稼働

2024年5月1日よりシステムを利用した滞在者の検索、注意喚起・安否確認の発信、応答確認を開始します。

2024年5月~システム稼働後

登録する渡航情報画面(イメージ)

よくあるお問い合わせ

(1)ユーザIDは個人への発行になりますか?

システムに登録するデータは個人情報であるため個人に対してユーザIDを発行し、個々人でパスワード管理をしていただきます。JICA事業で海外に渡航する方が、ご登録の対象となります。

(2)ユーザIDの有効期間は?

ご契約または派遣期間が完了し、案件担当者から申請があった場合に削除します。削除申請がない場合にも、最後の渡航情報(派遣期間終了日)から1年経過したユーザIDは削除します。

(3)ユーザIDの取得方法は?

案件主管部から送られる所定の様式に必要事項を記載して、案件主管部署・拠点にご提出ください。ユーザIDの発給手続き完了後、システムからアカウント仮登録のお知らせが送信されます。新規に多数の登録が必要な場合は、一括で申請することができます。

(4)JICAと契約関係にない資金協力事業関係者も登録が必要ですか?

事業の現場代表者の方(国籍不問)及び、現場代表者以外の邦人の方はご登録をお願いする予定です。詳細は別途ご案内します。

(5)外国籍の事業関係者も登録できますか?

はい。英語で渡航情報を登録することもできます。

問合せ先:安全管理部計画課 sttpl[at]jica.go.jp
※メールアドレスの [at] は @ に置き換えてください。
※ 安全管理部計画課ではID発給は行っておりません。

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