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Transport Stack – デジタル公共インフラと公共財によるイノベーションとインパクトの推進

2025.06.02

JICA DXLabはBCG(ボストン・コンサルティング・グループ)と提携し、デジタル公共インフラ(DPI)およびデジタル公共財(DPG)を活用してモビリティを革新するための「トランスポートスタック(Transport Stack)」を開発しました。

トランスポートスタックは、オープンAPIの形で安全なデータハイウェイを構築することにより、地下鉄、バス、高速鉄道、マイクロモビリティ、さらに駐車場やEV充電などの付帯サービスを網羅するマルチモーダルなエコシステムを確立します。

この取り組みでは、標準データ交換プロトコルとMobility as a Service(MaaS)フレームワークを活用し、市民、交通事業者、企業、政府機関に利益をもたらす多様なユースケースを実装します。さらに、トランスポートスタックはその開発ライフサイクルを通じて、他の都市でも容易に適応・導入可能な貴重なアセットを生み出し、各都市の固有の課題に対応できるよう設計されています。

本レポートでは、トランスポートスタックのようなデジタルフレームワークが都市のモビリティを変革する可能性について強調しています。それにより、効率性・効果性の向上とイノベーションの促進が期待され、持続可能な都市環境の実現に貢献し、モビリティの未来に向けた相互接続された基盤を築くことができます。

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