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北岡伸一JICA理事長は、11月24日、UNDPのヘレン・クラーク総裁とJICA本部(東京都千代田区)で会談しました。
冒頭、北岡理事長は、2015年9月に国連総会で合意された「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals : SDGs)を達成するために、JICAとUNDPの連携をさらに強化することが重要である、と述べました。
これに対し、ヘレン・クラーク総裁は、具体的な連携案件やイベントの共催に言及しつつ、毎年実施している定期協議に基づき、JICAとUNDPの連携が戦略的に進められてきていると述べられました。特に、今年9月の国連総会のサイドイベントとしてJICAと共催した「産業開発とアフリカ開発アジェンダ2063の実施を通じたアフリカの構造転換」を通じて、UNDPとして関心が高い事項の一つであるTICAD VIに対する機運をJICAと醸成することができたと、高く評価されました。
ヘレン・クラーク総裁(左)と北岡理事長(右)
またヘレン・クラーク総裁からは、欧州へのアフリカからの移民問題を解決するために、アフリカ各国における若年層の雇用創出を含む経済活性化が重要と認識していることや、シリア、イラク、アフガニスタンからの難民も含めた難民支援においては人道支援と開発を組み合わせたアプローチが必要になることが述べられました。
最後に、北岡理事長は、国際社会における直近の開発課題に取り組むためには開発パートナー間の共通の戦略が重要であり、ヘレン・クラーク総裁からは今後のさらなるJICAとの連携への期待を表されました。
JICAは、今後、2016年にケニアでの開催が予定されているTICAD VI等の重要な国際会議や個別のプロジェクトにおいてUNDPとの連携を引き続き促進していく予定です。
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