北岡理事長がアフリカ開発銀行のアデシナ総裁と会談

2016年4月5日

北岡理事長(左)とアデシナ総裁(右)

北岡伸一JICA理事長は、3月24日、アフリカ開発銀行アデシナ総裁とJICA本部(東京都千代田区)で会談しました。昨年9月に就任したアデシナ総裁にとって、今回が初めての東アジア歴訪となり、その最初の国として日本を訪れました。

冒頭、アデシナ総裁は、日本政府の長年にわたるアフリカ支援に謝意を示されると共に、今後の開発支援への取り組みに対し、総裁ご自身が提唱されている5つの重点分野「電力」、「農業」、「産業化」、「地域統合」、「生活の質の向上」において、JICAとの連携強化に向けた期待を述べられました。
これに対し北岡理事長は、今年はTICAD(アフリカ開発会議)の開催年でありアフリカへの支援を重視していることや、日本の民間企業が有するテクノロジーがアフリカの課題を解決できる可能性に言及。「持続可能な開発目標(SDGs) 」達成の観点からは、保健分野への支援も重要視していることに触れました。

最後に北岡理事長は、ダイナミックな変化がアフリカに生じつつあると述べ、今後もアフリカ開発銀行と協力関係を継続したいと結びました。JICAは今後もアフリカ開発銀行と連携し、引き続きアフリカへの取り組みを強化していきます。