北岡理事長がWFPのデイビッド・ビーズリー事務局長と会談

2017年12月15日

WFPのデイビッド・ビーズリー事務局長(左)と北岡理事長

北岡伸一JICA理事長は12月13日、国際連合世界食糧計画(WFP)デイビッド・ビーズリー事務局長とJICA本部(東京都千代田区)で会談しました。

冒頭、北岡理事長からWFPが実施する緊急食料援助の高い意義と効果に敬意が表されました。会談では、減少傾向にあった世界の飢餓人口が2016年に増加に転じた一方で、過激派グループが世界各地で伸長しており、こうした地域での食料安全保障が世界の安定に不可欠であるという認識を共有し、WFPの緊急食料援助とJICAの開発協力を密に連携させていく方向で一致しました。

JICAは、WFPと相互の強みを生かした戦略的連携関係を強化し、今後の世界の食料安全保障と安定に共に一層の貢献をしていきます。