北岡理事長がル・ウェルー国際金融公社(IFC)長官と会談

2018年4月2日

ル・ウェルーIFC長官(左)と北岡理事長

北岡伸一JICA理事長は、3月27日、フィリップ・ル・ウェルー国際金融公社(IFC)長官とJICA本部(東京都千代田区)で会談しました。

JICAとIFCは2017年5月に業務協力に関する覚書を締結するなど、開発途上国の民間セクター向けの投融資で連携して事業を実施しています。会談では、JICAとIFCの今後の協力について意見交換しました。また、SDGsの達成のためには、公的機関からの資金やリソースのみでは不十分であり、JICAやIFCがもつ公的資金を触媒として、民間資金を動員することが極めて重要である点で一致しました。ル・ウェルー長官は、21世紀の開発援助は、民間セクター開発と民間資金の活用であると強調、両機関は連携を一層強化していくことを確認しました。

JICAは、引き続き開発途上国の民間セクターにおける資金ニーズに応えつつ、開発課題の解決に貢献していきます。