北岡理事長がユニセフのフォア事務局長と会談

2018年10月19日

フォア事務局長(左)と北岡理事長

北岡伸一JICA理事長は、10月9日、国連児童基金(ユニセフ)のヘンリエッタ・フォア事務局長とJICA本部(東京都千代田区)で会談しました。

JICAとユニセフは互いに重要なパートナーとして長年にわたって協力してきました。会談では、フォア事務局長が、ユニセフは学童・幼児に加え、若者にも質の高い教育と雇用をもたらす新しい取り組み「Generation Unlimited(無限の可能性を秘めた世代)」を推進していることを紹介し、中・高等教育や教員研修を含め、この世代への協力に実績のあるJICAとの連携を推進したいとの意向が表明されました。北岡理事長からは、人間の安全保障の促進や持続可能な開発目標(SDGs)達成といったユニセフと共通する目標に向けて、母子保健や若者層への教育や職業訓練も含めて、さらに戦略的に連携したいと表明しました。JICAは今後、ユニセフと協力し、若者への教育、栄養改善への多角的な取り組み、母子手帳・ポリオなどの感染症対策を含む母子保健などに取り組んでいく予定です。