北岡理事長がUNDPのシュタイナー総裁と会談

2018年12月3日

シュタイナー総裁(右)と北岡理事長

北岡伸一JICA理事長は、11月26日、アヒム・シュタイナーUNDP(国連開発計画)総裁とJICA本部(東京都千代田区)で会談しました。

両者は、時代が移り変わる中での開発協力機関としてのあり方や、両機関のパートナーシップの強化について意見交換を行いました。

シュタイナーUNDP総裁は、ナショナリズムの高揚など国際社会が大きく変容し国際連合の有効性が問われる中、UNDPの役割と付加価値を見直し、アドバイザリー機能の強化を軸に組織改革を進めていることを紹介しました。

これに対し北岡理事長は、持続可能な開発目標(SDGs)を中心に据え、民間セクター、学術機関、市民社会等のあらゆるアクターを巻き込みイノベーションを推進していくことが重要との考えを述べました。

両者は、来年8月に開催予定のTICAD7に向けて、両機関の連携を強化していくことを確認しました。

JICAは、これからもUNDPと連携し、SDGsの達成に向けて、開発途上国の平和と発展に貢献していきます。