北岡理事長がScaling Up Nutritionのフェルブァーグ事務局長と会談

2019年2月26日

フェルブァーグ事務局長(右)と北岡理事長

北岡伸一JICA理事長は、2月13日、栄養改善のため各国政府や国連機関、援助団体、市民社会、民間企業が参加するScaling Up Nutrition (SUN) Movement(注)のゲルダ・フェルブァーグ事務局長(国連事務次長補)とJICA本部(東京都千代田区)で会談しました。

冒頭、フェルブァーグ事務局長から、SUNの活動に対する日本の継続的な協力への謝辞が述べられました。その後、両者は、栄養改善に向けたSUNとJICAの連携のあり方などについて意見交換を行いました。

(1)栄養改善のための保健、教育などセクターを超えた取り組み、とりわけ農業の重要性、(2)2020年の栄養サミットの東京開催を見据えた日本のリーダーシップの発揮、(3)日本の知見・経験の活用などで、両者の基本的な認識及び方向性が一致しました。

JICAは、今後もSUNをはじめとするパートナーと連携し、栄養不良の根絶に取り組んでいきます。

(注)栄養改善のための政治的コミットメントとアカウンタビリティーを強化していこうという運動/枠組み。日本政府が設立のための拠出金を支援。60ヵ国が参加。