田中理事長がスワジランド王国のムスワティ国王と会談

2015年3月20日

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田中理事長(左)とムスワティ国王

田中明彦JICA理事長は3月16日、第3回国連防災世界会議出席のために来日したスワジランドのムスワティ3世国王と都内で会談しました。

冒頭、ムスワティ国王は、日本の国際貢献を実施する上でのJICAの重要な役割に言及し、スワジランドの国家開発の重点分野である教育分野への協力に対して謝意を示した上で、スワジランドに対する協力のさらなる拡大への期待を述べました。

これに対して田中理事長は、教育は国家開発を進める上で大変重要であり、JICAは今後も教育分野の協力を続けていくと述べた上で、スワジランドに対する協力のさらなる拡大については、今後、対話を継続することを通じて検討していきたいと語りました。

また、ムスワティ国王は日本企業のスワジランド経済への貢献に触れ、アフリカ開発における日本の民間企業への期待を示すと、田中理事長は、JICAの役割は民間企業が活躍するための基礎となる両国の信頼関係を醸成し、友好関係を築くことであると答えました。

最後に田中理事長が、ムスワティ国王のアフリカ開発会議(TICAD)への累次にわたる参加に謝意を述べると、ムスワティ国王は、今後もTICADに協力していく意向を示しました。