田中理事長がタンザニア連合共和国のピンダ首相と会談

2015年3月25日

田中明彦JICA理事長は、3月18日、国連防災世界会議で来日したタンザニア連合共和国のミゼンゴ・カヤンゼ・ピーター・ピンダ首相と東京都内で会談しました。

冒頭、ピンダ首相は、タンザニアに対するこれまでの日本への支援への謝意と今後のさらなる協力関係の発展に期待を示しました。続いて日本の防災分野への長年の取り組みを高く評価し、同国の防災分野強化に対する日本のノウハウを活用した支援への期待について言及しました。これに対し、田中理事長は今後のJICAとしての協力の可能性について検討したいと述べました。

また、ピンダ首相から農業分野における稲作栽培の協力への高い期待と、継続した協力について言及があり、田中理事長からも同国の取り組みはアフリカ農業支援のよいモデルであり、さらに発展させていきたいと伝えました。

最後に、田中理事長は、ピンダ首相をはじめ、世界のリーダーが仙台を訪れたことは、東日本大震災の被災者の励ましになると感謝を述べました。