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2024年度(令和6年度)能力強化研修「統合水資源管理」の実施報告

研修中写真

研修概要

JICAでは事業戦略「地域の水問題を解決する実践的統合水資源管理」を推進しており、同事業を推進するための、経験や知識を持つ人材の育成が急務となっています。
本研修は、水資源管理の責任主体の技術的な強化だけに留まらず、協議メカニズムの構築や社会的合意形成といった社会的要素の重要性に気付き、理解を深めることを目的とし、2024年10月7日(月)~10月10日(木)4日間対面で開催されました。
※研修3日目は現地視察

実施後アンケート結果(回答者数15名)

【研修の総合評価と満足度】
「非常に満足」、「満足」を選択した受講生:15名

【運営・管理面(事前連絡・運営スタッフの対応等)はいかがでしたか。】
「非常に満足」、「満足」を選択した受講生:15名

アンケートで寄せられた受講者からのコメント

「講義、演習、フィールド訪問のなかにいくつも気づきがあったのと、他の研修参加者のコメント、質問、ご経験からも学ぶことができたからです。「まずは相手の話をきちんと聞く、そしてそれになんらか反応を返す」という、コミュニケーションのごく基本的なことが、合意形成という難しい場面でも極めて重要と再認識しました。」

「①講義・現場視察:統合水資源管理に実際に携わる様々な立場の人から、生の声(気持ちがこもった意見)を聞けて良かった。
②グループワーク:講義で聞いたことを、すぐ実践(体験)できたことが良かった。大変だったが、主体的に考えることで学びが深まった。
③参加者との交流:「水」を軸とし、ハード系・ソフト系問わず様々な仕事をされている方と知り合えてよかった。」

「良い意味で当初の期待を裏切る非常に内容の濃い研修でした。社内でも関心がありそうな同僚に次年度の参加を勧めたいと思います。」

「毎講義、毎グループワークで学びがありました。座学と実習での組み合わせにより、参加者間で仲間意識が高まりました。今後、プロジェクトで一緒になる機会もありますし、ネットワークもできたと思っています。」