SHEPアプローチと広域化について
Smallholder Horticulture Empowerment & Promotion(SHEP)アプローチとは、2006年から始まったケニア農業省とJICAの技術協力プロジェクトにおいて開発された小規模園芸農家支援のアプローチであり、野菜や果物を生産する農家に対し、「作ってから売り先を探す」から「売れるものを作る」(※)への意識変革を起こし、営農スキルや栽培スキル向上によって農家の園芸所得向上を目指すものです。ケニアでは、このアプローチを実践により、わずか2年間(2007年6月〜2009年10月)で2,500もの小規模農家の収入を倍増させました。
JICAはこのアプローチを広めるべく、SHEPアプローチを取り入れた活動をアフリカ地域中心に世界各国で実践しています。
※2006年開発当時は「作ってから売る」から「売るために作る」としていた
このページでは各国での取り組みをみていただくことができます。
各国のSHEP活用案件
アフリカを中心に、各国でSHEPを活用した案件が進展しています。
「SHEPなう!」では現地での活動を発信していきます。
SHEPなう!
健康な身体をつくるために野菜の摂取を!(2022年2月28日)
“私たちの身体は毎日摂取する食べ物でできています。私の美の秘訣は野菜をたべることにあります。”
タンザニアでモデルとして活躍する元ミスワールド・アフリカのNancy SumariさんはTANSHEPプロジェクト下で作成されたショートビデオのなかで、健康と美を保つ秘訣は毎日野菜を食べることであり、ぜひタンザニアの人々にもバランスの良い食事をとることを勧めています。
教材・広報資料
SHEPではパソコン・スマホアプリ(SHEPゲーム)やYouTubeチャンネルでの動画など、様々な種類の関連資料・教材が制作されています。今後の業務改善などにお役立てください。
YouTubeチャンネル
SHEPに関連する講義の動画や広報用動画をYouTubeチャンネルで配信しています。
現場の声からひもとく国際協力の心理学
農業・農村開発分野の技術協力における現場での経験を、SHEPアプローチで重視している心理学の動機付け理論に基づき分析・形式知化してみました。
SHEP Handbook for Extension Staff
SHEPアプローチの普及現場における経験をもとに、普及に携わる関係者が、今すぐにSHEPを実践できることを想定して作られました。
Facebookによる資料提供のご案内
Facebookの公式アカウントを通じて、SHEPを活用した案件の情報を随時発信しています。
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お問い合わせ
SHEP全般に関するお問い合わせは、下記へご連絡ください。
経済開発部
メール:edga1@jica.go.jp
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