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- 【報告】第2回プラットフォーム会員ミーティング「プラットフォームの今後を考える」を開催しました
2021年12月15日
概要
会議名:第2回プラットフォーム会員ミーティング「プラットフォームの今後を考える」
開催日:2021年12月15日(木)13:00~15:00
主催:JICA、開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム事務局
会場:オンライン
登壇者(敬称略)
【会員有志スピーカー】
江澤 孝太朗 株式会社コータロー代表取締役 ママノチョコレート代表
白木 朋子 認定NPO法人ACE事務局長・共同創業者
及川 有希子 認定NPO法人ACEソーシャルビジネス推進事業チーフ
清田 和之 株式会社 ナチュラルコーヒー 代表
【会員有志ファシリテーター】
江澤 孝太朗 株式会社コータロー代表取締役 ママノチョコレート代表
白木 朋子 認定NPO法人ACE事務局長・共同創業者
【JICA/事務局】
小林 洋輔 JICA ガバナンス・平和構築部 ガバナンス 法・司法チーム 参事役
齋藤 雅治 開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム事務局
参加者:34名(事務局含む)
背景・目的
今年7月に開催された第1回会員ミーティングでは、開発途上国におけるサステイナブル・カカオプラットフォーム(以下プラットフォーム)の共通ビジョンの必要性、政府や国際機関との連携に関する期待が寄せられた他、活動を具体化するための分科会設置のアイデアも挙がりました。
他方、会員各々のイニシアチブで個別テーマを話し合うための指針として、プラットフォームが追求する目標や方針を定めていくべきとの指摘も改めて寄せられました。本会合では、第1回ミーティングのフォローアップとして、その後の進捗及び現状共有を行うとともに、プラットフォームの活動方針等に関し、欧州各国プラットフォームの先行事例を参考に会員間での議論の機会を設けました。
プログラム
- 主催者挨拶・趣旨説明
- 参加者自己紹介
- (第1部)全体方針
- ACE 及川 有希子氏、白木 朋子氏:「JICA 調査プロジェクト活動報告 海外のサステイナブルカカオのためのプラットフォームの状況」
- 話し合い
- (第2部)具体的なアクション
- 清田 和之氏 テーマ:分科会1「スリランカカカオ豆の日本への普及」について
- 白木 朋子氏 テーマ:分科会「児童労働分科会についての提案」
- 江澤 孝太朗氏 テーマ:分科会「気候変動分科会立上げについて」
- 話し合い
- 閉会
内容
冒頭、JICAからプラットフォームの設立背景と目的、設立以降の活動について発表後、今回のミーティングの趣旨について会員間の共創の発展を目指すものと説明が行われました。
その後、参加者全員からお名前、ご所属、また「プラットフォーム登録に当たって・今回のMTGへの期待」について一言お話しいただく自己紹介の時間を持ちました。
続いてプログラム第1部では、ACEの及川様よりJICAガーナ調査の中間報告として、欧州における各プラットフォームの事例が紹介されました。その後、ファシリテーターの白木様から「プラットフォームの今後を考える」と題し、第1部で話し合うテーマについてご説明頂いた後、会員の皆様とカカオ産業を取り巻く課題のボトルネック(貧困問題)へのアプローチ、分析の必要性や生物多様性も含めた作物多角化に配慮した取組み、JICAの多様セクターを活かしたプラットフォームのあり方、官民連携の取組みの可能性などについて活発な意見交換が行われました。
また、プログラム第2部では、すでに分科会活動を始められたナチュラルコーヒーの清田様による「スリランカカカオ豆日本への普及」、ACEの白木様より「児童労働分科会についての提案」、さらにママノチョコレートの江澤様より「気候変動分科会立上げについて」と題した分科会設置提案の発表をいただきました。その後、江澤様がファシリテーターを務め、プラットフォームの今後のアクションについて話し合われました。そこでは、プラットフォームに多様な関係者が集まっていること自体が一つの成果であると確認された上で、プラットフォームの具体的目標設定、企業の参加インセンティブ、また消費者へのアプローチ等、会員の皆様から様々な意見が出されました。
資料
投影資料は、以下よりご覧いただけます。
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