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水の防衛隊(W-SAT)とは?
水の防衛隊(Water Security Action Team : W-SAT)とは、JICA海外協力隊のうち、アフリカの安全な水と衛生分野の課題に取り組むボランティアを指します。2008年5月に開催された第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)で福田康夫総理大臣(当時)が総理演説の中で提唱し、始まりました。派遣開始から15年経過し、これまで22か国、300名以上の派遣実績があります。
内容
水の防衛隊は水や衛生を専門とする「水質検査」や「公衆衛生」だけでなく、「コミュニティ開発」や「青少年活動」等さまざまな職種の隊員が、「都市給水」や「村落給水」、「衛生・手洗い」をはじめとする多様なボランティア活動を展開しています。
1. 現地の暮らしを変えるイノベーション
水の防衛隊は、コミュニティの人々と一緒に暮らしながら、現地のニーズを汲み取り、自由な発想で課題の解決に向けた活動を行うことで、イノベーションを起こしています。近年では、ウガンダやルワンダでDXを活用し円滑な水料金回収やハンドポンプ井戸の維持管理に貢献するアイデアが生まれました。
2. 技術協力プロジェクト等との連携
水の防衛隊がJICAの技術協力プロジェクトや無償資金協力と連携した事例も多数あります。草の根で活動する水の防衛隊からフィードバックされる情報や斬新なアイデアが技術協力プロジェクトに効果的に働いたり、水の防衛隊が技術支援協力プロジェクトのリソースやマニュアル等を活用してボランティア活動の幅を広げたりと、プラスの相互作用が生まれています。
3. 人材の循環
水の防衛隊の任期終了は、新たなキャリアの出発点です。水の防衛隊経験者は、水衛生にかかるボランティア活動経験を活かしながら、国内外でグローバル人材として社会で活躍しています。
参加にご関心をお持ちの方へ
JICA海外協力隊は、長期派遣と短期派遣があり、長期派遣(1~2年)の場合、例年、年に2回(春・秋)の募集があります。まずは、以下のページからあなたに合った情報を見つけてみましょう!
いつか世界を変える力になるJICA海外協力隊
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