jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

日本の開発・開発協力の経験(教材)

ビデオ教材

JICA開発大学院連携/JICAチェアでは、JICA留学生、JICA職員、その他の関係者向けに、日本の開発経験を知るためのビデオ教材を制作しています。

このページでは、日本の開発課題に対する取り組みやそのプロセスを学ぶ際にお勧めしたいビデオ教材を、JICAグローバル・アジェンダに沿って紹介しています。ぜひご活用ください。

※放送大学学園と協同制作した教材「日本の近代化を知る」は、JICA留学生に限り提供しています。

【都市・地域開発】横浜開港と交通の近代化

世界トップクラスといわれる日本の交通技術。その先駆けの地となったのは、日本の文明開化の象徴ともいえる横浜です。しかし、開港するまでこの地は、わずか100戸ほどの半農半漁の小さな村でした。日本人と外国人が接触して争いが起きないようにとの理由から、開港地として選ばれた横浜。この教材では、こうした横浜の街の発展がさまざまな「道」を作るところから始まったことを紹介しています。

都市・地域開発についてさらに知る

【運輸交通】日本の鉄道ネットワーク整備の経験

日本は安全で信頼性が高く、よく整備された鉄道システムで知られています。日本の鉄道システムは過去150年にわたり、さまざまな課題を克服しながら発展してきました。この講義では、「日本はどのようにして鉄道技術を習得したのか?」「日本はどのようにして東京と大阪の都市鉄道網を確立したのか?」という2つの問いについて議論します。

【資源・エネルギー】日本の資源・エネルギー開発の経験

電力と鉱物資源の供給は産業開発を支える非常に重要な分野です。産業立国である日本が、どのように電力と鉱業の開発を進めてきたのか、その歴史と経験を解説します。

【民間セクター開発】日本の中小企業振興の経験

日本における産業構造転換に中小企業が果たした役割と、政府による政策を取り上げ、戦前から戦後にかけて日本が機械産業中心の輸出構造に転換した経緯及び効果があった施策を解説するとともに、その後の中小企業の高付加価値化のために実施された知識集約型への転換政策の教訓についても説明します。日本の経験を共有することで、自国に合った中小企業振興の検討の重要性を伝えます。

【農業・村落開発】日本の農業・農村開発の経験

このビデオでは、日本の農業の発展を「穀物優位段階」「作物多様化段階」「市場飽和段階」という3つの連続した段階に分けて説明しています。各段階において、消費者の需要と供給環境の変化に応じ、農業部門はさまざまな課題に直面しました。このビデオでは、これらの課題を克服するために日本で導入された技術革新と政策支援について解説します。

農業・村落開発についてさらに知る

【保健医療】医学教育の歴史が伝えるUHC達成への示唆

本教材は、日本のUHC達成を支えてきた医学教育が、江戸時代の近代医学教育の始まりから、戦争を経て、現在の日本が直面する新たな課題に至るまで、紆余曲折を経て発展してきた歴史を概観するものです。また、JICAのモンゴルにおける医療人材育成プロジェクトの事例を取り上げ、日本の経験が開発途上国への協力に活かされていることを伝えています。 開発途上国の政策担当者や医療従事者の方々に広くご参考にしていただくとともに、日本の保健医療関係者にも学びとしていただくことを目指しています。

保健医療についてさらに知る

【教育】日本の科学技術・産業発展と工学教育

現在世界でもトップクラスの科学技術を持つ日本。日本の科学技術と産業の発展を支えたのは、高度産業人材を社会に送り出す工学高等教育でした。第1部では日本の工学系高等教育の歴史を振り返り、第2部ではJICA高等教育プロジェクトを事例にしながら、途上国への日本の工学教育の伝播と活用について紹介します。

教育についてさらに知る

【社会保障、障害と開発】日本における社会保障と近代化

社会保障は国民生活の健全性と安定に不可欠なものです。日本は近代化の過程で、西欧の社会保障のコピーとしてではなく、日本の文脈で社会保障を設計しました。このビデオでは、その歴史的発展を3つの連続した段階に分けて説明しています。

社会保障についてさらに知る

【平和構築】日本の平和な国づくりと戦後・災害後復興の経験

本教材は日本の明治維新以後の国家建設の経験、戦後及び自然災害後の復興の経験、日本・JICAが進める平和構築支援のあり方について3部構成で紹介を行い、脆弱・紛争影響地域における平和な国づくりに有用な知見の共有を行うものです。

地域の事例をみる

ヒロシマ復興からのメッセージ -復興における地方行政の役割と取り組み

【環境管理】日本の経験―廃棄物管理

日本の廃棄物管理は、戦後の復興期における衛生改善としての取り組みからはじまり、焼却や埋立て技術の開発等の試行錯誤を経て、現在は循環型社会を目指す方向にあります。関連資料も充実しており、日本の廃棄物処理の歴史や法体系等の図説、循環型社会をつくるための各法律の概要、廃棄物関連データ等の資料もあわせて収録しています。

【持続可能な水資源の確保と水供給】日本はなぜ飲料水へのユニバーサル アクセスを達成できたのか?-日本のインフラ整備:上水道を例に

日本は1887年に近代的な水道システムの建設を開始し、第二次世界大戦でインフラが破壊されたにもかかわらず、全国民に安全な飲料水を24時間365日供給することができるようになりました。なぜこのような質の高い給水システムを構築できたのか、なぜ短期間で海外の技術を習得することができたのか、明らかにします。

【防災・復興を通じた災害リスク削減】日本の地震耐震分野の経験

現在の日本では、大規模な地震が来ても、命だけでなく建物の損傷も防ぎ、継続的に建物が使用可能で社会的な機能が維持することを目指すべきという考えのもとで地震対策に取り組んでいます。過去の災害経験・教訓を踏まえてこのような考えに至った経緯や、大規模地震に備えた技術的解決策について紹介します。

防災・復興についてさらに知る

地域の事例をみる

高知県黒潮町 地方防災計画:行政と住民が一体となった取り組み

【紙芝居】陸前高田市長洞元気村復興紙芝居『一緒にがんばっぺし』

その他の動画は、JICA-Net Libraryで視聴できます。

報告書

緒方貞子平和開発研究所資料

ケース教材

JICAは連携する各大学のプログラムの教員やJICA留学生の教育、学習に役立つコンテンツ開発の一環として、ケースメソッドで使用する英語のケース教材の開発に、国際大学と共同で取り組んでいます。

紙芝居教材

関連ページ