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※本頁は民間連携事業にご関心ある企業様向けのページです。
事務所メッセージ
ジブチの開発課題を一緒に解決しませんか?ジブチ初の民間連携事業を一緒に創ってくださる企業をお待ちしております。
ジブチってどんな国?
ジブチは、東アフリカのいわゆる「アフリカの角」と呼ばれる地域にあります。面積は四国の約1.3倍、人口は約106万人の小さな国です(ジブチ統計局, 2024)。
国の規模が小さく、かつ人口の過半数が首都ジブチに集中、治安も安定しているため、ビジネスモデルの検証や実証には魅力的な環境といえます。
フランス語とアラビア語が公用語で、多数派の宗教はイスラム教です。
30歳未満が人口の約60%を占め(ジブチ統計局, 2024)、電化率は約65%です(World bank, 2022)。
通貨のジブチ・フランは、米ドルと完全固定相場制をとっており、外貨規制がなく外貨交換が自由であることが、ジブチ経済の強みの一つです。
外交関係では、各国と広く関係を築いています。海外で唯一日本の自衛隊拠点があるほか、米国・中国・フランス等各国が基地を構える「安全保障の要所」という一面もあります。
ヨーロッパ、極東、アフリカの角、ペルシャ湾を結ぶ重要な輸送ルートの交差点に位置する重要なジブチ港があるため、物資は豊富に揃っています。また、ジブチ港は人口1億人を擁する隣国エチオピアの大市場に繋がる物流の拠点でもあります。
ジブチ市の港湾と夕焼け
にぎわう街中の様子
日本が無償資金協力で建設したフクザワ中学校に通う子どもたち
海抜約マイナス150Mに存在する塩湖「アッサル湖」
ジブチの抱える課題
ジブチに国内の主要産業は無く、GDPの大部分が港湾物流を中心としたサービス業に集中しています。産業が未発達ゆえに若年層の失業率は70%にも上り、雇用創出が課題となっています。
また、エネルギー・水不足も顕著な課題です。国内発電で賄いきれない電気はエチオピアから買電している状況です。首都ジブチ市内は上水道が整備されているものの、多くの地域では水道をひねると塩水が出てきます。農業への水資源の有効活用も課題です。
JICAのジブチへの協力
JICAでは、
・持続可能な経済成長に資する経済社会基盤強化
・経済成長を下支えする人材の育成
・地域の安定化努力支援
の三つを重点分野として、「パルマレ道路橋梁建設計画」、「地熱開発試掘プロジェクト」、「基礎教育強化計画」、「ジブチ市三次医療病院における医療機材整備計画」、「海上保安能力向上計画」など様々な事業を行っています。
また、人材育成分野では、日本の大学での修士号取得と日本企業などでのインターンシップの機会を提供する「ABEイニシアティブ」を実施しています。日本とアフリカのビジネスを繋ぐ架け橋となる人材を育てるプログラムで、ジブチの修了生の中には、日本企業の現地支社員として活躍している人もいます。
加えて、科学技術協力(SATREPS)の一環として、日本の研究者とジブチ大学が共同で、乾燥地に適した農牧業の確立を目指す水資源の研究を行っています(「ジブチにおける広域緑化ポテンシャル評価に基づいた発展的・持続可能水資源管理技術確立に関する研究」)。
日本が無償資金協力で供与したフェリー
現地スタッフからの声
1982年からジブチに協力を続けてきたJICAは、これまで蓄積してきた公的機関・ドナー・現地住民との多様なネットワークを提供いたします。ぜひ、お気軽にご相談をお寄せください。
お問い合わせ窓口
JICAジブチ事務所
db_oso_rep@jica.go.jp
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