世界は広いが遠くはない!

2023.08.21

JICA×SAITAMA Science Presenters 始動!

ついにこの夏、埼玉県の先生が南アフリカ共和国へ!

JICA 東京と埼玉県教育委員会は、南アフリカ共和国(以下、南アフリカ)の科学振興を目的として、県立学校に勤務する先生をJICA海外協力隊として派遣する連携覚書を締結しました。
この夏、そのキックオフとして、南アフリカのナショナルサイエンスウィークに合わせて、3名の高校の先生が現地を訪れました!
「南アフリカの子供たちに理科の楽しさが伝わるかな・・・」と不安もありながらも、出来得る限りの準備を進めてきました。
南アフリカには科学館という施設があり、毎年ナショナルサイエンスウィークでは、全国にある科学館で様々な催しが行われます。
先生方は、その一つモンディ科学・キャリアガイダンス職業訓練センターで理科講座を行い、参加者に実験やその原理などを披露しました。

新たな挑戦の第1歩を踏み出した!

最初は緊張の面持ちでしたが、回を重ねるごとにどんどん先生方の表情も明るくなり、そしてあっという間に南アフリカの子供たちの心を掴んでいました! さすが先生!!
8月1日から8月4日までの4日間でしたが、小学校4年生くらいから高校生までの約5,500人がセンターを訪問し、合計30回の理科講座を実施しました!
興味関心を引き付けるような実験を通して、その原理を伝える・・・。子供たちの年齢に合わせ、そして反応を見ながら実施していきました。南アフリカの子供たちの、目をキラキラしながら実験の経過を見守り、そして、その原理を真剣なまなざしで聞く姿はとても印象的でした。
南アフリカの子供たちのみならず、参加した埼玉県の先生方も様々な刺激を受けました。
今回は、ナショナルサイエンスウィークのみの参加ではありましたが、来年度からは埼玉県の現職教員がJICA海外協力隊(長期・短期)として南アフリカに派遣されます。
科学振興及び理科教育に貢献することはもちろんのこと、現地と埼玉県内の学校をつないだオンライン交流等も検討し、南アフリカの発展に寄与するのみならず、派遣された教員そして埼玉県内の子供たちの視野が広がり、グローバル人材育成に貢献する新たな連携のスタートです!

 埼玉県教員の南アフリカ共和国での活躍の続報をどうぞお楽しみに!

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