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2025年度 教師海外研修レポート②【派遣後研修】

2025.09.11

今年の教師海外研修は、タンザニア・バングラデシュの2コースを実施しました。
タンザニア:7月22日~8月1日(12名)
バングラデシュ:8月5日~8月14日(12名)

実際に現地に赴き多くの経験をしてきた24名の先生達が、8/23(土)、24(日)と派遣後研修で再びJICA東京に集合しました。今回はその2日間の様子をお伝えします!

1日目(8/23 土)

タンザニア・バングラデシュでどんなところを訪問し、何を感じたのか…。先生達が写真を使って各訪問先での様子を発表します。日々の気づきやモヤモヤが詰まっていて、どちらのコースも毎日濃い内容だったことが伝わってきました!

アドバイザーの佐藤教授(東京都市大学)によるファシリテーションで、自身にとっていちばん印象に残った体験や児童・生徒に伝えたいこと、研修で得た「グローバル社会の多様なものの見方」について、社会・経済・文化の切り口で分かれたチーム内で共有し合います。

JICA東京・松井推進員による講義・ワークです。海外の現場を見てきた先生達に、改めて日本国内の国際化に目を向けてもらいます。日本人とは?日本人らしさとは?多様化している日本国内の現状について、改めて考える時間となりました。

教育環境デザイン研究所・畑先生による講義です。海外研修でたくさんの経験をしてきた先生達。それを実際授業に落とし込むには…?子ども達の学びを見取るという大事なポイントに立ち返り、これからの授業作りに向けて考えを整理しました。

それぞれが実践したいテーマごと、5つのチームに分かれて授業案を共有し合います。色々な先生の意見を聞きながら、大きく授業の流れを変えたり、児童生徒への問いを変えたり…。まだまだ悩みがたくさんです!

2日目(8/24 日)

社会・経済・文化のチームをシャッフルして、違う先生に授業案を見てもらいます。色々な視点から質問・アドバイスをもらいながら、自身の授業案をブラッシュアップしていきます。大学生のインターンも加わり、より児童生徒に近い目線での意見ももらうことができました。

1日目の授業案から色々な先生のアドバイスをもらって、だいぶ授業実践のかたちが見えてきました。まだまだ悩むところが多い…!という先生もいますが、研修後もこのチームメンバーに色々相談しながら授業作りを進めていってくださいね。

派遣前研修・海外研修・派遣後研修を通じて、色々な経験をしてきた先生達。児童生徒に思いを馳せて授業作りを進めていますが、ご自身の変容についても振り返ってもらいました!それぞれの発表に大きく頷きながら聞き入る先生達の姿が印象的でした。

以前、教師海外研修に参加したことのある先生達にも、今取り組んでいることを発表してもらいました!研修を終えてもなお精力的に活動している先生達に、今年の参加者もきっとたくさんの刺激を受けたと思います。今後の活躍も楽しみです!

夏休みが終わる前の貴重な2日間を、どっぷりと研修に費やした24名のアツい先生達。これから学校も始まり忙しくなる中で、授業実践もしていくことになりますが、どんな授業をするのかとっても楽しみです!

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