jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

2026年度 教師海外研修レポート①【派遣前研修】

2026.07.28

今年もついに教師海外研修がスタートしました!
昨年に引き続きJICA東京・JICA北陸の合同開催で、モザンビーク・バングラデシュの2コースを実施します。1都8県(東京・埼玉・千葉・群馬・新潟・長野・石川・福井・富山)から校種も教科も様々な24名の先生たちが集まった本研修の様子を、1年を通してレポートしていきます!

第1回目の今回は6月27日(土)、28日(日)に行われた派遣前研修の様子をお伝えします。

【1日目】6月27日(土)

台風の影響により急遽午後からの開始となりましたが、遠方からの先生も含めて24名無事に集合!地域も校種も経験もバラバラな先生たち。初めましての出会いにドキドキしながら、いよいよ1年間の研修が始まります。

モザンビーク・バングラデシュの2コースに分かれて、訪問国の歴史や経済、JICA事業について、現地に滞在経験のあるJICA職員から話を聞きました。1か月後には訪問する予定の国に思いを馳せつつ、皆さん真剣にメモを取りながら説明を聞いていました。

本研修のアドバイザーである、東京都市大学大学院の佐藤 真久先生による講義です。事前課題だったオンデマンド学習教材(※)の復習をしながら、4つのレンズ・多様なグローバルのものの見方など、この研修に必要な視点についてお話いただきました。

1日目の最後は授業チーム作り。関心のあること、現地で得てきたい情報の軸などを共有して、近いテーマの人同士で3~6人のチームを作っていきます。これから授業作りの相談もし合うことになる授業チーム、今年はどんなチームができるのでしょうか…!?

(※)オンデマンド学習教材のリンク(外部サイト)
【教育】JICA東京・JICA北陸合同開催 教師海外研修オンデマンド研修① 持続可能な社会の担い手づくりへ~学びの作戦変更、持続可能な開発のための教育(ESD)の経験

【教育】JICA東京・JICA北陸合同開催 教師海外研修オンデマンド研修② 持続可能な社会の​担い手づくりへ​~グローバルなものの見方を活かす

【2日目】6月28日(日)

2日目の午前中は児童生徒になってアクティブラーニングの手法を用いた授業を体験してもらいます。1コマ目の講師は、昨年度の教師海外研修でバングラデシュコースに参加し、帰国後にフォトランゲージを用いた授業実践を実施した鶴岡 美沙先生(習志野市立袖ケ浦西小学校)。現地で撮影された数多くの写真の中から、まずはグループごとに1枚の写真を選び、気づいたことを共有。その後、さらに関係のある写真・説明文が追加され、1枚目で感じたこととのギャップに気づいていきます。2段階に分けたフォトランゲージの手法だけではなく、こんな写真を現地で取ってくれば授業に活かせるのか、というヒントになりました!

2コマ目は、国立教育政策研究所の白水 始先生、教育環境デザイン研究所の畑 文子先生にご協力いただき、「知識構成型ジグソー法」を体験しました。国旗の色や形は何を表しているのか…?最初に個人で考えた答えと、グループ活動を通して他の人と話したり、一緒に旗を作ったりしたあとでもう一度考えた答えの変化に気づき、海外研修後の授業実践でもこの手法を試してみたい、という声もあがっていました。

子どもたちが自分たちで考える授業を作るにはどうしたらよいのか…。体験した2つのアクティブラーニングの手法から共通点を見つけ出し、授業デザインにあたってのヒントや、チームで考えるからこそできることなど、白水先生から今後の授業作りの際に意識したいポイントを押さえていただきました。

学びを深めるために現地で質問したいこと、得てきたいことは何かをまとめたり、国別のグループに分かれて役割分担を確認したりと、午後は海外研修に向けての準備を進めていきました。決めることが沢山ありましたが、皆さん積極的にコミュニケーションをとりながらまとめていました。

派遣前研修を終えて

沢山の情報のインプット、考えること、決めなければいけないことがあり、かなりギュウギュウに詰まった研修でしたが、初めましてとは思えないほどの先生たちのコミュニケーション力で、お互いの距離がグッと縮まった2日間でした。これからこの24名での学びがどうなっていくか楽しみです!!

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ