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JICA研究所・国際開発学会共催 国際開発研究・特集号発刊記念セミナー 「国際開発におけるカイゼン研究の到達点と今後の課題 — 学際的アプローチからの政策的インプリケーションの検討」

終了イベント

開催日時

2018年12月25日(火曜日)14時00分から16時00分

開催場所

国際協力機構(JICA)市ヶ谷ビル2階 国際会議場
東京都新宿区市谷本村町10-5

JR中央線・総武線 「市ヶ谷」 徒歩10分
都営地下鉄新宿線 「市ヶ谷」A1番出口 徒歩10分
東京メトロ有楽町線・南北線 「市ヶ谷」6番出口 徒歩8分[地図はこちら]

イベント内容
エチオピアで導入が進むカイゼン(写真:JICA/今村健志朗)

来年(2019年)はエチオピアで国際協力機構(JICA)によるサブサハラアフリカでは初のカイゼン・プロジェクトが開始されて10年目に当たります。この10年、国際開発におけるカイゼン研究は日本国内のみならず海外でも盛んになってきています。そうした研究は主に次の3つの方向から研究がされてきています。その3つとは、①エチオピアのカイゼン・プロジェクトから盛んになった一連の事例研究、②計量経済学的なインパクト研究(RCT(ランダム化比較試験)などによる)、③産業政策論からのカイゼン研究、です。

しかしながら、途上国開発でカイゼンは企業支援のみの文脈で行われているわけではなく、職業訓練、保健医療(「きれいな病院」など)、生活改善、労働者保護といった分野でも導入されてきています。これらの協力に共通するのは「現場」において成果を上げてきているという実績です(定量的なインパクト評価でも実証されつつあります)。

これまで、カイゼンについての研究が積み上がってくる中で、これら国際開発におけるさまざまな分野におけるカイゼンの取り組みを横断的に議論されることはあまりありませんでした。そのため「国際開発研究」11月号ではカイゼンを特集テーマとし、学際的なアプローチからカイゼンの可能性と今後の課題を学際的に検討しています。本セミナーは、この特集号で掲載された各論文を紹介し、その上で対話を通じて政策的なインプリケーションを導くことを目的としています。

プログラム

あいさつ   
JICA研究所 研究所長 大野泉
国際開発学会 元会長 佐藤寛

趣旨説明  
「カイゼン研究の到達点と今後の課題 — 学際的アプローチからの政策的インプリケーション」
島田剛(明治大学、モデレーター)

(セッション1)現在のカイゼン支援から(各10分)
・JICAのカイゼン支援の「これまで」と「これから」
 児玉顕彦(JICA産業開発・公共政策部)
・産業政策とカイゼン: エチオピアにおける実践と産業政策対話の経験から
 大野泉(政策研究大学院大学/JICA研究所)
・カイゼンと学習:「質の高い成長」の視座から
 細野昭雄(JICA研究所)

(セッション2)教育および社会開発の視点から(各10分)
・非認知的能力が職能に及ぼす影響—エチオピア縫製業労働者に見るカイゼン教育の効果
 山田肖子(名古屋大学)
・生活改善の視点から(生活改善とTQCの関係は、サクランボとチェリーか?)
 佐藤寛(アジア経済研究所)

(セッション3)カイゼンの歴史的検討(各10分)
・生産性向上のアメリカ対日援助の戦略と労働組合、アジアへの展開 - 被援助国としての日本の経験
 島田剛(明治大学)
・生産性/品質向上支援体制の形成・展開過程:日本・シンガポール・チュニジア
 柳原透(拓殖大学)

パネルディスカッション(24分)

質疑応答(15分)

共催

JICA研究所、国際開発学会

言語

日本語

参加費

無料

定員

150人

留意点

本イベントにて撮影された写真は、JICA研究所のウェブサイトに掲載される可能性がございます。また、取材のため会場内に外部メディアのカメラや撮影チームが⼊る可能性もありますので併せてご了承ください。

問い合わせ

独立行政法人国際協力機構 JICA研究所(担当:坂巻・及川)

メール:ditas-rsunit@jica.go.jp 

申し込み方法

このイベントは終了いたしました。

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