【終了】JICA研究所・国際開発学会共催 国際開発研究・特集号発刊記念セミナー 「国際開発におけるカイゼン研究の到達点と今後の課題 — 学際的アプローチからの政策的インプリケーションの検討」
掲載日:2018.12.25
イベント |
JICA緒方研究所について
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掲載日:2018.12.25
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来年(2019年)はエチオピアで国際協力機構(JICA)によるサブサハラアフリカでは初のカイゼン・プロジェクトが開始されて10年目に当たります。この10年、国際開発におけるカイゼン研究は日本国内のみならず海外でも盛んになってきています。そうした研究は主に次の3つの方向から研究がされてきています。その3つとは、①エチオピアのカイゼン・プロジェクトから盛んになった一連の事例研究、②計量経済学的なインパクト研究(RCT(ランダム化比較試験)などによる)、③産業政策論からのカイゼン研究、です。
しかしながら、途上国開発でカイゼンは企業支援のみの文脈で行われているわけではなく、職業訓練、保健医療(「きれいな病院」など)、生活改善、労働者保護といった分野でも導入されてきています。これらの協力に共通するのは「現場」において成果を上げてきているという実績です(定量的なインパクト評価でも実証されつつあります)。
これまで、カイゼンについての研究が積み上がってくる中で、これら国際開発におけるさまざまな分野におけるカイゼンの取り組みを横断的に議論されることはあまりありませんでした。そのため「国際開発研究」11月号ではカイゼンを特集テーマとし、学際的なアプローチからカイゼンの可能性と今後の課題を学際的に検討しています。本セミナーは、この特集号で掲載された各論文を紹介し、その上で対話を通じて政策的なインプリケーションを導くことを目的としています。
あいさつ
JICA研究所 研究所長 大野泉
国際開発学会 元会長 佐藤寛
趣旨説明
「カイゼン研究の到達点と今後の課題 — 学際的アプローチからの政策的インプリケーション」
島田剛(明治大学、モデレーター)
(セッション1)現在のカイゼン支援から(各10分)
(セッション2)教育および社会開発の視点から(各10分)
(セッション3)カイゼンの歴史的検討(各10分)
パネルディスカッション(24分)
質疑応答(15分)
独立行政法人国際協力機構 JICA研究所(担当:坂巻・及川)
メール:ditas-rsunit@jica.go.jp
このイベントは終了いたしました。
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