JICA緒方研究所

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プロジェクト・ヒストリー『これで子や孫までスレブレニツァでまた暮らせる。ありがとう。—ボスニア紛争悲劇の街、復興支援の記録』出版記念セミナー

終了イベント

開催日時

2020年1月16日(木曜日)18時00分から19時30分

開催場所

国際協力機構(JICA)市ヶ谷ビル4階 400号会議室
東京都新宿区市谷本村町10-5

JR中央線・総武線 「市ヶ谷」 徒歩10分
都営地下鉄新宿線 「市ヶ谷」A1番出口 徒歩10分
東京メトロ有楽町線・南北線 「市ヶ谷」6番出口 徒歩8分[地図はこちら]

イベント内容

JICA研究所では、これまで行ってきたJICAの事業を振り返り、その軌跡と成果を分析してまとめた書籍「プロジェクト・ヒストリー」シリーズを刊行しています。本シリーズの第24弾として、『これで子や孫までスレブレニツァでまた暮らせる。ありがとう。—ボスニア紛争悲劇の街、復興支援の記録』を刊行しました。

1995年、ボスニア紛争下で約8,000人ものボシュニャク(ムスリム)住民が虐殺されたスレブレニツァ。紛争後、数多くのドナーから支援がもたらされた中、JICAは2005年、農業支援を通じて民族融和と紛争復興を進めるという未曾有の平和構築支援をスタートさせました。専門家として赴任した著者の大泉泰雅氏は、「ボシュニャク住民が被害者、セルビア住民が加害者という国際社会が決めつけた構図で支援をしてしまってよいのか」と疑問を抱きます。他のドナーとは異なり、スレブレニツァ市第二の街スケラニに根を下ろして日々住民たちと議論を重ねた著者は、ボシュニャク住民のみを対象とした支援では決して民族融和につながらず、民族間の溝をさらに深くするだけだと痛感。そこで、地域住民が立ち上げたNGOや市役所の職員らと民族融和への新たな道を探し始めます。

それから約8年にわたり、プルーンの苗木の植え付け、イチゴなどの温室野菜の生産、ハーブの生産加工、牧草地の再興、養蜂、水道施設の改修など、多岐にわたる事業を展開したことで、住民の収入は向上し、次第に両民族間の交流が生まれるように。そして、両民族の子どもたちが一緒に通う幼稚園の開園にまでこぎつけました。著者は「事業を通じてJICAが磁石のようになり、両民族をくっつけた」とつづっています。「現地の人々が自ら考え、行動を起こし、自分の人生を切り開いていけるようにきっかけを与えるのが支援ではないか」と語る著者が、日々状況が変わる中でどう住民に向き合ったか、そしてスレブレニツァ市の人々の生活や街の景色がどのように変わっていったかが描かれています。

本出版記念セミナーでは、本書の著者である大泉泰雅氏(元JICA専門家)のほか、当時の様子を知る村岡敬一氏(前外務省大臣官房 ODA評価室長)、伏見勝利氏(JICA研究所 次長)をお招きし、本書で紹介されているプロジェクトの様子や本書を通じて国際協力事業への想いについて語っていただきます。

主催

JICA研究所

言語

日本語

参加費

無料

定員

80名

留意点

本イベントにて撮影された写真は、JICAのウェブサイトおよび刊行物に掲載される可能性がございます。また、取材のため会場内に外部メディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますので併せてご了承ください。

お知らせ

当日は、本書の出版元である佐伯印刷(株)が出張販売を予定しております。本書だけではなく、過去に同社から出版された「プロジェクト・ヒストリー」シリーズを割引価格で販売いたします。

問い合わせ

JICA研究所(担当:桑江・石原)

メール:ditas-rsunit@jica.go.jp 

申し込み方法

このイベントは終了いたしました。

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