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JICA緒方研究所・JICA横浜 海外移住資料館共催 2022年度移住史・多文化理解オンライン講座 ~歴史から「他者」を理解する~ 第4回 現代を生きる在日朝鮮人の民族経験

終了イベント

開催日時

2023年2月15日(水曜日)18時30分から20時00分

開催場所

Zoomウェビナーによるオンライン開催
※参加登録をいただいた方に追ってZoomのURLをお送りします。

イベント内容

講座概要

日本で増えつつある海外からのさまざまな移住者の背景について理解を深めるため、JICA 緒方研究所とJICA横浜 海外移住資料館は「2022年度移住史・多文化理解オンライン講座」を共催します。日本に暮らす人々の中には、さまざまな外国のルーツを持つ方々がいます。しかし、そのことはあまり知られていません。多文化共生とは、まずは「他者」を理解しようと努めることから始まるのではないでしょうか。

本講座では、国境を超える人々がどのような思いで移動し、どのような生活を送ってきたのか、その歴史や社会背景の理解を通じて、多文化共生を共に考えていきます。本講座は、緒方研究所の研究プロジェクト「日本と中南米間の日系人の移動とネットワークに関する研究」の活動の一環として開催されます。また、南北アメリカへの日本人の海外移住の歴史を展示する海外移住資料館と共催し、過去・現在の海外移住の経験を見つめなおすことを目指しています。1~3月の全7回の講座を通じ、多様な移住者やその家族についてよりよく知るためのヒントをご紹介します。

発表概要

第4回では、神戸学院大学の李洪章准教授に「現代を生きる在日朝鮮人の民族経験」をテーマに講演いただきます。主に日本による植民地政策を背景とする経済的・文化的・社会的要因によって渡日した朝鮮人は、戦前から戦後にかけて、一貫して管理と抑圧の対象であり続けました。朝鮮半島の分断や社会構造の変化も相まって、在日朝鮮人のアイデンティティは、本国と居住国、南と北、国家・民族と個人の「はざま」で揺れ動くことになります。本講座では、現代を生きる在日朝鮮人の国家・民族、そしてその歴史をめぐる複雑な経験と意識のあり様を、それらの「はざま」に着目しながら考えていきます。

プログラム

18:30 開会
18:35 講演
李 洪章(神戸学院大学 現代社会学部 准教授)
司会:長村 裕佳子(JICA緒方研究所 研究員)
19:35 質疑応答
20:00 閉会 

共催

JICA横浜 海外移住資料館、JICA緒方貞子平和開発研究所

言語

日本語

参加費

無料

定員

1000人

留意点

・本イベントにて撮影された写真は、JICA緒方貞子平和開発研究所のウェブサイトおよび刊行物に掲載される可能性がございます。

フライヤー
問い合わせ

JICA緒方貞子平和開発研究所(担当:長村)

メール:ditas-rsunit@jica.go.jp 

申し込み方法

このイベントは終了いたしました。

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