書籍『青年海外協力隊は何をもたらしたか—開発協力とグローバル人材育成50年の成果』が2019年国際開発学会賞(特別賞)を受賞

2019.12.02

JICA研究所の研究プロジェクトをもとに2018年5月に出版された書籍『青年海外協力隊は何をもたらしたか—開発協力とグローバル人材育成50年の成果』(編者:岡部恭宜JICA研究所客員研究員、東北大学教授)が、2019年国際開発学会特別賞を受賞しました。

同賞は、国際開発にかかわる諸問題に関する研究成果をとりまとめて出版された著作および論文を対象に、国際開発学会が設けた賞のうちの一つで、2019年11月16日の第30回記念全国大会で授賞式が行われました。

授賞式に参加したJICA研究所の岡部恭宜客員研究員(左)

本書は、JICA研究所の研究プロジェクト「青年海外協力隊の学際的研究」(2011-2016年)の成果としてミネルヴァ書房から刊行されたもので、同研究所に在籍した研究者やJICA職員のほか、協力隊経験者や外部の研究者など総勢20名で執筆されています。協力隊の事業目的、特に開発途上国への開発協力と隊員の人材育成に焦点を当て、理論、事例、統計データ、一次資料を用いて学術的に分析し、協力隊が実質的な実りのある事業であることを実証しています。

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