フィールドレポートNo.7「日本による台湾水道開発の歴史—明治政府が欧米から吸収し、日本と台湾で応用した考え方」発刊

2021.11.16

JICA緒方貞子平和開発研究所は、JICA事業関係者が国際協力における経験と知識をもとに展開した独自の考えや現地の活動成果の要因分析などを発表する場として、国際協力事業の推進に資することを目的に、フィールドレポートを発刊しています。

2021年9月、フィールドレポートNo.7「日本による台湾水道開発の歴史—明治政府が欧米から吸収し、日本と台湾で応用した考え方」が発刊されました。

世界で高い技術を誇る日本の水道は、明治政府が公衆衛生の考え方を欧米からいち早く吸収し、法制度や経営、人材育成に適用したことに端を発し、その経験は植民地であった台湾でも応用されました。本レポートでは、日本水道史を概観し、分析枠組みに沿って、日本と台湾の近代水道の開発過程を整理しながら、日本の台湾水道開発の特徴を見いだしています。また、その特徴が現在の開発途上国の水道、ひいては世界の都市開発分野に適用可能な教訓となる可能性と今後の課題についても提示しています。

日本の台湾水道開発を現在の開発途上国での水道開発に生かせるか可能性も提示

以下のリンクからダウンロードできますので、ぜひご覧ください。

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
トピックス一覧

RECOMMENDこの記事と同じタグのコンテンツ