「プロジェクト・ヒストリー」シリーズ第28弾『バングラデシュIT人材がもたらす日本の地方創生—協力隊から産官学連携へとつながった新しい国際協力の形』発刊

2022.03.02

JICA緒方貞子平和開発研究所は、JICAの長年にわたる支援を振り返り、その軌跡と成果を分析してまとめた書籍「プロジェクト・ヒストリー」シリーズを刊行しています。その第28弾として、2021年7月に『バングラデシュIT人材がもたらす日本の地方創生—協力隊から産官学連携へとつながった新しい国際協力の形』を発刊しました。

2008年、バングラデシュに赴任した青年海外協力隊員たちから始まったIT人材育成のムーブメントは、技術協力プロジェクトへと発展し、2014年には国家資格である情報処理技術者試験の導入にこぎつけました。さらに、バングラデシュのIT人材と日本をつなぐために両国のさまざまな関係者が動き出した結果、技術協力プロジェクトで支援したIT人材育成プログラム(B-JET)修了生のうち、7割を超える200人近くが日本全国で活躍しています。これらの動きは、開発途上国の抱える課題と日本の地方創生に同時にアプローチするという新しい国際協力のモデルとして注目されています。両国の数多くの関係者の一人一人がバングラデシュのIT人材育成に共感し、強い想いを持っていたからこそ、つながってきたバトン。その14年間の軌跡を追った物語です。

同書の詳細と出版記念オンラインセミナーについては、以下のリンクをぜひご覧ください。

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
トピックス一覧

RECOMMENDこの記事と同じタグのコンテンツ