書籍『Empowerment Through Agency Enhancement: An Interdisciplinary Exploration』発刊

2022.08.01

JICA緒方貞子平和開発研究所の研究プロジェクト「主体性醸成のプロセスと要因にかかる学際的研究: 中南米における事例を中心に」の成果を含む、書籍『Empowerment Through Agency Enhancement: An Interdisciplinary Exploration』(佐藤峰、佐柳信男、柳原透著)がPalgrave Macmillan社から発刊されました。

本書は、国際協力(主に参加型開発、ジェンダーと開発)、ソーシャルワーク、公共サービスの提供という三つを主な事例に、主体性の定義、その醸成の阻害・促進の要因やメカニズムを理解することに焦点を当てています。公共サービスや国際協力といったさまざまな社会的なプロジェクトのより効果的な実施と持続可能性のために、支援を受ける側の「主体性(エージェンシー、人が自ら「内側から」動くための力)」が果たす重要な役割を認識することから出発し、国際協力などの公共政策に関わる外部支援者がそうした能力の発露をどのように後方支援し、活性化できるのかという問いに対して、人類学、心理学、経済学のアプローチと視点を組み合わせて答えを導きだそうとしています。

本書の詳細は以下のリンクからご覧になれます。

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