JICA緒方研究所

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プロジェクトヒストリー『プノンペンの奇跡 世界を驚かせたカンボジアの水道改革』を刊行しました

2015年4月28日

 

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1993年、カンボジアの首都プノンペン。
内戦とその後の政情不安により国土も人心も荒廃し、
水道事業においても施設は老朽化し、
漏水、盗水、組織的不正が常態化していた。
それからわずか15年、上水道は見事に整備され、
100万都市に発展したプノンペン市民は、
安全・安価な水の安定供給を等しく享受している。
世界の水道関係者に『プノンペンの奇跡』と言わしめた改革は
どのように進んでいったのか。
エク・ソンチャン総裁を始めとする水道公社職員と、
JICA専門家らによる熱き闘いと交流の日々の記録。

 

本書は、長く内戦に苦しんだカンボジアの首都プノンペンで、その水道公社が安全な水を市民に届けるまでの「キャパシティ・ディベロップメント」の過程を詳細に描いた物語です。水道管の不法接続や、盗水が横行し、水道公社が腐敗と汚職の温床だった1990年代。それが、わずか15年の間に安全な水を市民に届け、日本にも劣らない高いレベルのサービスを提供するまでに成長する奇跡の背後にあったものは何かを明らかにしています。

 

書籍の詳細な情報については、刊行物のページをご覧ください。

 




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