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GDNレポートが日本の防災対策の経験に関する細野所長の発表に注目

2012年12月25日

Global Development Network(GDN)が発行する、開発分野における研究動向等を紹介するレポート『RESEARCH MONITOR』の最新号(特集テーマは、先日ハンガリー・ブタペストで行われたGDN第13回年次会合)で、細野昭雄JICA研究所所長と林薫GDN-Japanアドバイザーが紹介されました。

 

その中で、アラン・ウィンタースGDN理事長が司会を務めたサイドイベントが紹介されており、「都市化と災害」と題して東日本大震災、阪神大震災など日本の経験から、日本の都市がどのような防災対策を行ってきたかを説明した細野所長がクローズアップされています。また、林GDN-Japanアドバイザーが議長を務め、澤田康之JICA研究所客員研究員(東京大学教授)がパネラーとなり、東アジア開発ネットワーク(EADN: East Asia Development Network)との共催によるパラレルセッションの模様も紹介されています。

 

1999年に世界銀行のイニシアチブにより発足したGDNは、2001年にNPO法人となり、2008年には国際機関化をはたしています。国際開発における知識の創出と共有を目的に、世界各国の研究機関などをつなぐ世界的研究者ネットワークを構築しています。現在11地域にあるGDNの地域ネットワークの1つであるGDN-Japanは、JICA研究所がハブ機関としての役割を担い、島田剛企画課長が事務局長を務めています。

 

GDN-Japanは、先進国ネットワークの1つであることから途上国ネットワークへのリソースパーソンの派遣等が期待されている一方、具体的な活動としてGDN年次会合で表彰される国際開発賞へ貢献しています。この賞は宮澤喜一蔵相(当時)が1999年に提唱したもので、開発分野における研究やイノベーティブな開発プログラムを発掘・助成するために、日本政府の資金により授与されているJapanese Award for Most Innovative Development Project(プロジェクト部門)および、Japanese Award for Outstanding Research on Development(リサーチ部門)の両賞、並びに他国政府・団体等の資金により、5つのテーマ別に優秀な研究を表彰するMedals for Research on Development(メダル部門)で構成されています。

 

2013年6月にはフィリピン・マニラでの第14回年次会合(全体のキーテーマは「Inequality, Social Protection and Inclusive Growth」)が予定されており、GDN-Japanでは、国際開発賞はもちろん、セッションの開催など様々な貢献を予定しています。

 

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