2012年11月5日
Boesen氏は、CDやガバナンスなどの開発分野で25年以上の経験を有し、現在も国際開発におけるCD概念の主流化やCD支援手法開発などの分野で中心的な役割を担っています。JICAでも技術協力を軸としたCD支援への取り組みを重視していることから、本セミナーではUNDPがCDをどのように捉え、開発支援に取り組んでいるのかを紹介し、意見交換する目的で実施されました。
細野昭雄JICA研究所所長は開会の辞で、UNDPとJICAは、これまでにも一連のCD関連の国際フォーラムを共同で開催したことに触れて、「今回のセミナーが、UNDPとJICA研究所の今後の協力に向けて一層の刺激となることを期待している」と述べました。
その後登壇したBoesen氏は、まず会場の参加者を小グループに分けて、CDの概念や質問を共有するためのブレインストーミングを行い、出された疑問点や概念を念頭に置きながら、CDの基本的なモデルを説明しました。
![]() |
セミナー全体の様子 |
Boesen氏は、さらにCDのモニタリングや評価、人的資源の投入などのさまざまな側面についても会場の参加者と活発な議論を展開しました。
![]() |
モデレーターの本田俊一郎研究員(左)と、Boesen氏(右) |
ムービー・コメンタリー
Nils Boesen
Director, Knowledge, Innovation and Capacity Group, Bureau for Development Policy, UNDP
開催情報
開催日時 | 2012年10月30日(火) |
---|---|
開催場所 | JICA研究所、東京 |