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国際通貨基金・世界銀行年次総会でJICA研究所がメインイベントの一つを実施

2012.09.30

2012年10月9日から14日までの6日間、国際通貨基金(IMF)・世界銀行(WB)共催の年次総会が東京にて開催されます。日本での開催は、東京オリンピックと同じ年の1964年以来2度目となり、2012年は日本がIMF・世銀に加盟して60年目の節目の年でもあります。

年次総会には、日本をはじめとする加盟国の政府関係者が多く参加し、総会のメインイベント(Program of Seminars: POS)では、政府、民間、学会関係者等のパネリストにより、開発を巡る重要な課題について討論される予定です。

10月12日にはこのPOSイベントの一環として、世界銀行とJICAの共催で「 Can Government Policies Lead to Good Jobs for Development? (政府政策によって開発に有効な就業の実現は可能か)」が予定されています。
就業と経済成長の関係に関して、JICA研究所は、世界最大のNGOであるBRAC、およびバングラデシュ開発研究所と、バングラデシュを対象とした共同研究を行ってきました。この共同研究の成果は、世界開発報告書2013の別冊とて公刊予定です。

今回のPOSイベントでは、田中明彦JICA理事長が冒頭の挨拶を行い、この共同研究の執筆者である澤田康幸客員研究員(東京大学教授)と、BRACの事務局長Mahabub Hossain氏がパネリストとして参加予定です。

サイドイベントでは、10月15日に、フランス開発庁 (AFD)・ブルッキングス研究所・JICA共催の共同セミナー「International Support to Arab Economies in Transition: Towards Inclusive Development after the Arab Spring」が予定されており、結城貴子研究員が分担している研究が含まれています。

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2012年1月バングラディッシュにて行われた共同研究に関するワークショップ
右から、Martin Rama局長(世銀WDR2013)、Mahabub Hossain事務局長(BRAC)、
大塚啓二郎教授(世銀WDR2013 Survey Team/政策研究大学院大学)、
Dr.Binayak Sen (Bangladesh Institute for Development Studies)

開催情報

開催日時:2012年10月 9日(火)~2012年10月14日(日)
開催場所:東京国際フォーラム他

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