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「グリーン成長を実現するためのベストプラクティス」に焦点を当てた報告書が発刊。JICA研究所主任研究員が執筆者として参加

2014.07.04

今日世界の多くの国々は、経済や社会の発展を進めていく上で、気候変動や環境劣化がもたらす資源の制約やリスクといった様々な課題に直面しています。グリーン成長—高い資源効率、気候変動に対応可能な経済発展と貧困削減を達成するインクルーシブな取り組み—は、各国にとって不可欠なものとなっています。

GGBP (Green Growth Best Practice)イニシアティブは、グリーン成長を促進するために設立されたグローバルネットワークで、世界銀行、UNEP(国連環境計画)など13の機関により運営され、75名の研究者および実務家が参加する取り組みです。このGGBPによる英文報告書「Green Growth in Practice: Lessons from Country Experiences」が、7月1日に公開されました。

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本報告書では、各国政府が取り組んできた60以上のグリーン成長への取り組みについて、計画、分析、実施とモニタリング結果を取りまとめています。さらに、グリーン成長を実施する際に障害となる主要な課題や制約についても分析しており、今後グリーン成長を進めていく政策決定者や実務者にとって、示唆に富む内容となっています。

この報告書では、JICA研究所の須藤智徳主任研究員が第6章の「Mobilizing Investment」に、執筆者の一人として参加しています。

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