JICA緒方研究所

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細野昭雄シニアリサーチアドバイザーが国際法曹協会(IBA)年次会合の中南米をテーマとしたセッションに登壇

2014年10月28日

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     ブラジル造船業及び
     オフショア開発人材育成プロジェクトから
10月19日から24日の5日間、国際法曹協会(International Bar Association: IBA)の年次大会が東京で開催されました。IBAは、世界各国の約3万人の法曹、195以上の法曹団体が加盟する、法律家の団体です。日本では日本弁護士連合会が加盟しています。IBAの年次大会の参加者は毎年5,000人を超え、大規模な展示会、各委員会の分科会、多様なテーマの討論会、レセプションなどが行われ、法曹関係者にとっては極めて重大な国際的イベントです。東京で開催された今年の年次大会開会式では、天皇皇后両陛下御臨席の下、安倍晋三内閣総理大臣がスピーチを行いました。

 

本年次大会の一部として10月20日に開催された「中南米における鉱業とイングラストラクチャー(Mining and infrastructure in Latin America)」をテーマとしたセッションにおいて、JICA研究所の細野昭雄シニア・リサーチ・アドバイザー(SRA)が登壇しました。

 

本セッションは、近年アジア資本の投資先として注目されている中南米諸国の鉱業やインフラ整備について、これまでの投資経験を共有するとともに、その将来性と優位性、課題などについて議論することを目的として開催されました。

 

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チリ・コジャワジ鉱山での環境調

 

細野SRAは、日本と中南米諸国の経済協力の実績を概観し、その特徴として長期間にわたるパートナーシップと人材育成の重視を挙げ、日本の協力が同地域の経済成長に果たした役割の重要性を説明しました。その上で、今後の経済協力が目指すべき方向性は、質の高い投資(quality investment)であるとし、ブラジルにおける近年の日本の取組について紹介しました。さらに、質の高い投資を実現するインフラ整備については、災害や環境の影響に強く、建設から維持管理までのライフサイクルを総合的に踏まえて、コスト効率が高いものを目指すことが重要であると指摘しました

 

このほか同セッションでは、環境に配慮した開発を行っているチリの銅鉱山開発や、ブラジルの深海油田開発の事例が共有されたほか、中南米のインフラの整備とその質の現状に関する分析などの発表が行われました。各発表の後には、登壇者と参加者の間で、活発な質疑応答が行われました。

 

日時2014年10月19日(日) ~ 2014年10月24日(金)
場所東京



開催情報

開催日時2014年10月19日(日)~2014年10月24日(金)
開催場所東京

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