JICA緒方研究所

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リベリアでの「平和構築及び国家建設に関する国際対話」会合に出席

2011年7月6日

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室谷龍太郎リサーチ・アソシエイト(RA)は6月15~16日、リベリアの首都モンロビアで開催された、脆弱国政府(g7+グループ)や市民社会と開発援助委員会(DAC)の下部組織「紛争と脆弱性に関する国際ネットワーク(INCAF)」が今後の脆弱国への援助のあり方について話し合う「平和構築及び国家建設に関する国際対話」の第2回全体会合へ出席しました。今回国際対話には、リベリアのエレン・ジョンソン・サーリーフ大統領やDACのブライアン・アトウッド議長をはじめ、ドナーや脆弱国、市民社会の代表者などが多数参加しました。

 

主な議題となったのは、「平和構築と国家建設に関する目標」について国際的に合意することで、近日中に発表予定の議長声明に盛り込まれる方向となりました。この目標は、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成が難しい脆弱国での援助について、MDGsの前段階の目標として設定するもので、「正統性のある政治」「治安」「経済的基盤」「正義」、「歳入とサービス」の5項目から成ります。g7+はかねて、こうした目標の策定を希望してきました。今年11月に韓国プサンで開催される「ハイレベルフォーラム4」でも、この目標について議論される予定です。

 

g7+はまた、脆弱性を自らの手で評価する指標を開発したいと表明しました。これは、「目標」の達成のための手段として、脆弱性についての評価や認識を脆弱国自身と国際社会の間で共有していきたいとの考えに基づいています。こうした共通の枠組みに、ドナーと脆弱国政府だけでなく、いかに市民社会の関与を保証するかなどが議論されました。

 

関連研究領域:援助戦略、平和と開発

ムービー・コメンタリー

室谷龍太郎 JICA研究所リサーチ・アソシエイト

日時2011年6月15日(水) ~ 2011年6月16日(木)
場所リベリア、モンロビア
言語英語

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