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JICA主任研究員が「イエメンの基礎教育における男女格差の改善と学習の質」をテーマに第12回英国 FIET会議で発表

2013年10月3日

9月10日から12日の3日間にかけて開催された、英国FIET(Forum for International Education and Training)の第12回「教育と開発に関する国際会議—ポスト2015」で、結城貴子主任研究員が、イエメンの事例研究について発表しました。

 

本イベントは、「万人のための教育—Education for All」と国連ミレニアム開発目標(MDG)達成の2015年を控え、2015年後の教育に焦点を当てた新しい開発枠組みを議論する目的で実施されました。会合には、英国の大学関係者、研究者、DFID, NGOなどの関係者・実務家や、ドナーとしてAUSAID、UNESCO、UNICEF、GIZの代表者、またアフリカなどの途上国からの参加者も一堂に会しました。

 

本会議において、“EVIDENCE AND KNOWLEDGE: INCLUDING ALL LEARNERS”のテーマでのセッションで結城主任研究員は “Quality of Learning and Gender Parity in Access to Basic Education in Yemen”について発表を行いました。未就学女児を比較的多く抱える地域の学校における就学数の男女格差縮小について、また学習成果との負の関係を避けるためには、教員数や教員の質、コミュニテイの参加、さらに地方行政と学校との関係を一層改善することが重要であると述べました。参加者からは、豊富なデータを用いている分析であるが、女性教員の影響や男女格差の初期値の影響などを分析に含めることや、男女格差ではなく、アクセスの拡大と教育の質との関係をテーマにしたほうがよいのでは、といった提案を受けました。

 

結城主任研究員は、ポスト2015に係る他のセッションでも、地方レベルの行政官の役割とガバナンス強化の重要性、地方行政官やコミュニテイを含む広い関係者によるBIGデータの活用を促進する必要性や可能性や、現在取り組んでいるSABER研究やイエメン研究から示唆できることを中心に、コメントや質問を行ないました。

 

本会議では、Ms. Amina J. Mohammed (Special Advisor of the Secretary-General of the United Nations on Post-2015 Development Planning) によるプレナリーセッションを始め、ポスト2015に関するHigh-level Panelの報告書などを踏まえ、今後、考慮・議論されるべき点や、具体的な指標化やデータの問題などに関するセッションが多数実施されました。
 

 

日時2013年9月10日(火) ~ 2013年9月12日(木)
場所英国、ロンドン
関連ファイル

発表資料(英語)




開催情報

開催日時2013年9月10日(火)~2013年9月12日(木)
開催場所英国、ロンドン

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