JICA緒方研究所

ニュース&コラム

南南・三角協力を議論する国際フォーラムでJICAの事例や経験を共有

2012年10月17日

10月1日、チリの首都サンチアゴで開催されたラテンアメリカ・カリブ海諸国共同体(Community of Latin American and Caribbean States:CELAC)会合に際し、行われた南南協力・三角協力ハイレベルフォーラムに、細野昭雄JICA 研究所所長が、竹内元JICA中南米部次長とともに出席し、全体会合にパネリストとして参加、中南米地域の政府関係者やドナー関係者に向けて、中南米におけるJICAの南南協力支援、三角協力について発表を行いました。

 

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      細野昭雄JICA研究所所長(左より3番目)
本フォーラムでは、全体会合で「三角協力・南南協力の特徴と可能性」について、続いて「市民グループ、民間セクター、財団の参加」「新しいテーマ、チャレンジ」「南南協力の効果の指標」の3つのセッションについて討議が行われました。最初に行われた「三角協力・南南協力の特徴と可能性」に関するセッションで登壇した細野所長は、1999年に合意した日本とチリが共同で第三国途上国への支援を行う日本・チリパートナーシッププログラム(JCPP)をはじめ、日本・ブラジル(JBPP)、日本・メキシコ(JMPP)、日本・アルゼンチン(PPJA)などのパートナーシッププログラムによって行われてきた、中南米地域におけるJICAの三角協力成功事例を紹介しました。それらを踏まえて、支援すべきニーズの把握や効果的なメカニズム構築の重要性を説明するとともに、三角協力を成功させるためには、パートナー国間での課題解決に向けた取り組みや蓄積した経験の共有などが必要であることを強調しました。具体的事例としては、日本とメキシコが合意したJMPPによる、2001年の地震で被災したエルサルバドルで耐震普及住宅整備を促進する「TAISHINプロジェクト」、日本とブラジルが合意したJBPPによる、モザンビークでの熱帯サバンナでの農業開発プログラム「プロサバンナ(ProSAVANA)」などを挙げました。

 

この発表を受けて、ドイツ国際協力公社(Deutsche Gesellschaft fur Internationale Zusammenarbeit:GIZ)の代表から「JICAの主張の多くに共感しつつ、三角協力のメリットとして支援地域を熟知するパートナーの補完性を挙げ、大きな効果が得られると考える」というコメントを含む発表のほか、中南米地域の政府関係者からも好意的なコメントが出されるなど、JICA事業への高い関心が伺えました。

 

日時2012年10月 1日(月)
場所サンティアゴ、チリ



開催情報

開催日時2012年10月 1日(月)
開催場所サンティアゴ、チリ

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