JICA緒方研究所

ニュース&コラム

中南米4か国で日本の気候変動問題への取り組みを紹介

2010年11月9日

10月18日から11月1日にかけて、中南米のパナマ、エルサルバドル、グアテマラ、キューバの4カ国で、対日理解の増進を目的とした講演会(現地在外公館主催)が開催されました。今回の講演会に招かれたJICA研究所の細野昭雄上席研究員は、各国で環境大臣をはじめとする政府関係者や有識者らに対し、日本の気候変動への取り組みなどについて発表しました。

 

中米・カリブ地域は、地理的に気候変動の影響を強く受けやすく、世界で最も脆弱な10カ国といわれる国が多く含まれている地域です。例えばグアテマラやエルサルバドルでは、ここ数年干ばつとハリケーン災害が繰り返し発生。2009年には、過去100年間で最大規模のハリケーン“IDA”が襲来し、甚大な被害がありました。

 

こうした国々で開催された今回の講演会の中で、細野上席研究員は「鳩山イニシアティブ」や「クールアース・パートナーシップ」といった日本の気候変動分野への資金的、技術的な支援枠組みに加え、クリーンエネルギーや省エネ技術、3Rキャンペーンといった取り組みについて説明しました。さらに、その具体的な例として、現在JICAが中米・カリブ地域で実施するBOSAI(防災)プロジェクトを取り上げ、早期警戒システムの導入や堤防の強化など、災害被害軽減に向けた取り組みの実績などを説明しました。

 

今回の講演会について細野上席研究員は、「政府関係者や有識者など多くの人が気候変動に関心を持っていることをあらためて感じた。また、さまざまな意見を直接聞くことで、現在JICA研究所が進めるキャパシティ・ディベロップメント研究が、気候変動への適応策のような地球規模の課題に対しても、非常に有効であることが確認できた」と話しています。

 

また、各講演会の会場には多くの報道関係者らも取材に訪れ、グアテマラでは「アンティグアワ・チャンネル」で約20分間、細野上席研究員へのインタビューの模様が放映されたほか、パナマでは大手新聞紙「LA PRENSA」の経済面トップで講演会の内容が掲載されるなど、日本の気候変動への取り組みやJICAの協力を現地の一般の方々に広く紹介する良い機会ともなりました。

日時2010年10月18日(月) ~ 2010年11月 1日(月)
場所パナマ、エルサルバドル、グアテマラ、キューバ
問い合わせ先JICA研究所 企画課
電話:03-3269-2357



開催情報

開催日時2010年10月18日(月)~2010年11月 1日(月)
開催場所パナマ、エルサルバドル、グアテマラ、キューバ

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