JICA緒方研究所

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ワーキングペーパー

No.62 Achieving the Millennium Development Goals:Lessons for Post-2015 New Development Strategies

ミレニアム開発目標(MDGs)の達成期限である 2015 年が近づき、MDGs の枠組みや達成状況の評価、2015 年以降(ポスト 2015)の国際目標についての議論が活発になってきている。これまでの MDGs 達成状況の報告書は、ごく一部の目標を対象にしたものや全体的な傾向を示すに留まるものが多く、国毎に幅広く詳細に分析したものは殆ど無い。本研究では、世界銀行が提供する 1990 年から 2010 年の 142 か国のデータを基に、14 個の主要な指標について途上国全体、地域別、国別の進捗を評価した。またその進捗を、初期値の影響、都市と農村の差、低所得国や脆弱国という観点にも着目して比較した。達成状況には指標毎、また国毎および国内でも大きな差が見られ、グローバル目標に足並みを揃えられない地域の存在が確認できた。ポスト 2015 開発戦略には、包摂的な成長とレジリエンスのある社会という2つの視点を組み込むことを提言したい。

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