JICA緒方研究所

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ワーキングペーパー

No.61 Extensification and Intensification Process of Rainfed Lowland Rice Farming in Mozambique

本稿は、モザンビークの米作環境の90%を占める天水地域で、米作エリアの外延的拡大と生産の集約化がどのように進行し、また何が制約となっているのかを明らかにした。農家家計調査で収集された一次データによると、耕作可能な低地は41%しか耕作されておらず、外延的拡大が可能であることが示唆されたが、その実現のためには、動力の不足が制約になっていることが分かった。一方で、上位25%の農家の土地生産性が 2.5 t/ha.であることを考慮すれば、集約化も生産量増加の有望な方途の一つであることが分かった。データからは、耕作地のフロンティアに達した農家は、集約化の方向へ進んでおり、それは新技術採用と手間をかけた栽培(いわゆるボスラップの農業約プロセス)により達成されていることが示唆された。

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