JICA緒方研究所

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ワーキングペーパー

No.59 How Access to Irrigation Influences Poverty and Livelihoods:A Case Study from Sri Lanka

本研究は生計アプローチと計量経済学的アプローチを組み合わせることにより、灌漑設備への投資が農村家計の生計改善に与えた影響を定量的に分析したものである。スリランカ南部の家計調査データと現地の自然実験的状況を利用し、2段階の回帰モデルによる所得決定要因の分析をすることで、灌漑へのアクセスが生計選択の変化を通じて所得にプラスの影響を与えていることを示した。また、質的アプローチを用いて、灌漑アクセスとは直接関係しない要因もまた生計手段の選択に影響を与えている可能性を示した。さらに、灌漑アクセスがあるにもかかわらず特定の家計が貧困から抜け出せない原因を明らかにした。

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