JICA緒方研究所

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ワーキングペーパー

No.119 Outsourced Technical Cooperation Reconsidered: Agency Problems in the Support of Decentralized Public Service Delivery in Sierra Leone

一般財政支援によって、実際に公共サービスの提供が実現するためには、実施段階での技術協力が不可欠である。しかしながら援助合理化を求める動きは、効率性とオーナーシップの名の下に、技術協力をローカル・コンサルタントに外注することをドナーに迫っている。他方で、援助受け入れ国の構造的汚職により、外部委託型技術協力がしばしば無力化される事例もまた報告されている。本稿では、援助の実施における代理人問題を、シエラレオネにおける地方政府の公共財政管理の記録と成果物を定性的および定量的に調べることによって明らかにすることを試みる。その結果、ドナーが直接介入を行う技術協力に比べて外部委託型技術協力がその有効性において劣るという、決定的ではないにせよ部分的な証拠が発見される。

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