JICA緒方研究所

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ワーキングペーパー

No.144 Focusing on the Quality of EIS to Solve the Constraints on EIA Systems in Developing Countries: A Literature Review

環境影響評価が途上国に導入されて30年以上が経過するが、その実践は不十分と指摘されている。1985年から2016年の間の途上国の環境影響評価をレビューした82文献を定量テキスト分析し、環境影響評価実践の制約要因と提言を分析した。

2000年前後で環境影響評価報告書の質が制限要因とする率がほぼ倍増した。本研究では、制約要因を解決するために環境影響評価報告書の質に着目することを提案した。なぜなら、報告書は環境影響評価システムの成果品であり、有効な環境影響評価システムの基礎的指標であるためである。

また、報告書の質データを統計分析し、質に影響を与える決定要因を明らかにすることを研究手法として提案した。これらの要因が、証拠を示した上での具体的な提言となりうる。今後の研究として、途上国で作成された報告書の質の評価と、具体的な提言を示すための質のデータ統計分析の必要性を指摘した。

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