JICA緒方研究所

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No.204 Does Learning the Social Model Improve Behavior towards Persons with Disabilities? A Randomized Experiment for Taxi Drivers in South Africa

本研究では、ランダム化比較試験の手法を用いて、障害の社会モデルに関する障害平等研修(Disability Equality Training, DET)と呼ばれる研修プログラムのインパクト評価を行った。調査の対象は南アフリカのタクシー運転手で、本研究は質問紙調査で彼らの障害への理解のデータを、覆面調査を通じて障害のある乗客に対する実際のサービスのデータをそれぞれ研修の前後に収集した。

分析の結果、DETがタクシー運転手の社会モデルの理解向上を促したことが確認された。また、DETと実践的支援研修の両方を受けた場合、障害のある乗客をサポートするためにかかる時間が統計的に有意に下がったことも示された。これらの結果は、障害の社会モデルを学習することが、障害に関する理解を向上させ、障害者に対する行動を部分的に改善させうることを示唆している。


キーワード: 障害平等研修, インパクト評価, ランダム化比較試験, 覆面調査, 南アフリカ

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