JICA緒方研究所・JICA横浜 海外移住資料館共催 2023年度移住史・多文化理解オンライン講座 ~社会のつながりの力~ 第2回 アルゼンチンの日系人、日本ではどこで何をしているのだろう?

掲載日:2024.01.18

セミナー |

セミナー概要

日本で増えつつある海外からの多様な移住者の背景について理解を深めるため、JICA 緒方研究所とJICA横浜 海外移住資料館は「2023年度移住史・多文化理解オンライン講座」を共催します。日本に暮らす人々の中には、さまざまな外国のルーツを持つ方々がいます。しかし、そのことはあまり知られていません。多文化共生とは、まずは「他者」を理解しようと努めることから始まるのではないでしょうか。本講座では、国境を越える人々がどのような思いで移動し、どのような生活を送ってきたのか、その歴史や社会背景の理解を通じて、多文化共生を共に考えます。
本講座は、JICA緒方貞子平和開発研究所の研究プロジェクト「日本と中南米間の日系人の移動とネットワークに関する研究」の活動の一環として開催されます。また、南北アメリカへの日本人の海外移住の歴史を展示するJICA横浜 海外移住資料館と共催し、過去・現在の海外移住の経験を見つめなおすことを目指しています。2023年度の講座では1~3月の全7回の講座を通じて、「つながり」をキーワードに多様なルーツを持つ人々がさまざまな社会のつながりを築いてきた例をみていきながら、つながりや連帯がもたらす可能性を考えます。

発表概要

第2回では、JICA日系社会研修で講師を務める松本アルベルト氏による「アルゼンチンの日系人、日本ではどこで何をしているのだろう?」というテーマの講演が行われます。日本に暮らすアルゼンチン人には就労で訪れる者、留学で訪れる者などさまざまな方々がいます。本講座ではアルゼンチン人の来日の動機、主な居住地域、日本でのコミュニティ形成の模索についてご紹介します。さらに、他の南米出身の日系人や日本社会との関係性、近年の新たな「日系出稼ぎ者」来日の動向について考えます。

スピーカー

松本 アルベルト(JICA日系社会研修及び海外協力隊派遣前研修 講師/合資会社イデア・ネットワーク 代表取締役)

司会:三田村 達宏(JICA横浜 次長)

プログラム

18:30 開会
18:35 講演
19:35 質疑応答
20:00 閉会 

参加申し込み

以下のリンクからお申し込みください。
※お申込みは2024年1月29日12:00(正午)で締め切らせていただきます。

お問い合わせ

JICA緒方貞子平和開発研究所 担当者:長村
Eメール:ditas-rsunit@jica.go.jp 

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