「移動の歴史と日系ルーツ――トランスナショナルな経験からみる紐帯と文化」書籍発刊セミナー
掲載日:2026.01.13
セミナー |
JICA緒方研究所について
JICA緒方研究所について
19世紀末に始まる日本人の南米移住で形成された南米の日系社会と日本との間には、歴史的に連続した集団の人の移動がみられ、多様な生活経験が蓄積されてきました。このような絶え間ない人の移動は現在も進行中であり、それらの人々の未来を日本、南米の両側で考える必要があります。
JICA緒方研究所では上記のような問題意識をもとに、2021年から研究プロジェクト「日本と中南米間の日系人の移動とネットワークに関する研究」 を立ち上げ、日系人の移動によってもたらされるネットワークの形成、アイデンティティの多様化という側面に着目して日系ルーツと移動の歴史を捉え返す試みを行ってきました。
この度、これまでの研究活動の最終成果として、和文書籍『移動の歴史と日系ルーツ――トランスナショナルな経験からみる紐帯と文化 』(不二出版)を刊行しました。本書では、日本から南米への戦前・戦後の移民の実態、日系人が戦後、「祖国」である日本といかなる関係を持ち、日本、南米間を行き来し、どのようなネットワークやアイデンティティを形成してきたのかを考察しています。
本セミナーでは、編者が本書の内容を紹介した後、歴史学、社会学、政治学の専門家、JICAの実務者からコメントをいただきます。続いて、編者と上記専門家ら、参加者を交えて日系人研究の展望についてディスカッションを行います。日本から中南米への海外移民の歴史や人の移動がもたらす経験、日系人の活動を研究することの意義を考えます。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
16:00-16:10 開会挨拶、趣旨説明(10分)
●峯 陽一
JICA緒方貞子平和開発研究所 研究所長
16:10-16:20 書籍紹介(編者)(10分)
●長村 裕佳子
JICA緒方貞子平和開発研究所 客員研究員
●グスターボ・メイレレス
上智大学 外国語学部 ポルトガル語学科 助教
●蘭 信三
国際日本文化研究センター 客員教授 (上智大学 名誉教授)
16:20-17:20 コメント(ディスカッサント)及びレスポンス(編者)(60分)
●子安 昭子
上智大学 外国語学部 ポルトガル語学科 教授
●南川 文里
同志社大学 大学院 グローバル・スタディーズ研究科 教授
●中山 大将
北海道大学 経済学研究院 現代経済経営部門 社会経済・歴史分析分野 准教授
●小原 学 JICA国際協力専門員(前・中南米部長)
●長村 裕佳子 JICA緒方貞子平和開発研究所 客員研究員
●グスターボ・メイレレス 上智大学 外国語学部 ポルトガル語学科 助教
●蘭 信三 国際日本文化研究センター 客員教授 (上智大学 名誉教授)
17:20-17:45 ディスカッション(25分)
17:45-17:55 質疑応答(10分)
17:55-18:00 閉会挨拶(5分)
●阿久津 謙太郎
JICA緒方貞子平和開発研究所 上席研究員
以下のリンクからお申し込みください。
※お申込みは2026年1月23日(金)12:00(正午)で締め切らせていただきます。
JICA緒方貞子平和開発研究所(担当:長谷川(将))
メール:ditas-rsunit@jica.go.jp
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