ドイツ開発研究所/JICA研究所合同ワークショップ「国際援助における非援助協調の政治と影響」
掲載日:2014.02.21
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JICA緒方研究所について
JICA緒方研究所について
ドイツ開発研究所/JICA研究所合同ワークショップ
「国際援助における非援助協調の政治と影響」
援助の氾濫は、途上国にとって重い負担となっているばかりでなく、開発途上国自身の実施システム構築を妨げ、ドナー主導のアプローチが開発援助の効果を妨げているとされ、今日においても、開発援助における主要なテーマの1つとなっています。
JICA研究所では、4つの研究領域の一つである「援助戦略」の枠組みのなかで財政支援研究を行っており、その一環として「援助の氾濫」についてもその影響と実態について研究を行っています。一方、2011年に韓国、釜山ハイレベルフォーラムで議論された、“Managing Diversity and Reducing Fragmentation”をドイツが中心となり推進することになった経緯から、ドイツ開発研究所においても「援助の氾濫」の研究が進められています。
こうした状況において、ポスト・パリ宣言に対応していくための今後の援助戦略や援助の在り方に重要な示唆を与えられるのではないかとの考えから、JICA研究所とドイツ開発研究所との合同ワークショップを実施することとなりました。前半のセッションでは、双方より、マクロレベルにおける分析を、後半のセッションでは、理論と実践についての報告が各研究所から発表されることになっています。
この合同セミナー全体を通して、相互に意見交換を行うことで、新しい政策のアイディアが生み出す「相乗効果」が起きることが期待されています。
プログラムについては、「関連ファイル」をご参照ください。
事前申し込みは2月19日に締め切りました当日受付も行いますので直接会場にお越しください。
JICA研究所(担当:会田、本田)
E-mail:ditas-rsunit@jica.go.jp TEL:03-3269-2959
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