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第4回 青年海外協力隊(JOCV)研究セミナー「開発協力と青年育成のあいだ」 (於:JICA関西)

掲載日:2014.12.13

イベント |

イベント内容

第4回 青年海外協力隊(JOCV)研究セミナー

「開発協力と青年育成のあいだ」 (於:JICA関西)

青年海外協力隊(JOCV)は、1965年に日本政府の事業として発足した海外ボランティア事業であり、これまでに世界の88ヶ国に4万人近い隊員が派遣されてきました。2015年には50周年を迎えます。この事業は、開発協力だけでなく、日本と途上国との相互理解、日本青年の育成という多様な目的を持ちあわせたユニークな事業ですが、その多面性ゆえに、一つの尺度や観点からの評価や理解が難しい面があります。

そこでJICA研究所は、様々な学問の観点から協力隊事業を分析し、理解するために、この研究セミナーを立ち上げました。これまでに、協力隊の歴史(第1回)、人類学から見た協力隊(第2回)、海外ボランティア事業の国際比較(第3回)というテーマでセミナーを開催しています。

今回の第4回セミナーは初めて関西で開催することから、参加者の皆様の関心に広くお応えしたいと考えています。そこで、協力隊の目的の多様性、とくに開発協力と青年育成に焦点を当てて、研究成果を発表します。

発表では、まず制度面に目を向け、協力隊創設の歴史を明らかにすることで目的の多様性の起源を探ります。次に高度な専門性が要請されない「コミュニティ開発」などの職種がどのようなメリットやデメリットを持ち得るのかを検討します。さらに意識調査の結果を用いて隊員の人物像を類型化し、隊員の参加動機と事業目的との関連性について考察します。

【登壇者】

発表者:
白川 千尋 (大阪大学大学院人間科学研究科准教授)
岡部 恭宜 (JICA研究所主任研究員)
白鳥 佐紀子 (JICA研究所研究員)
須田 一哉 (JICA研究所非常勤助手)

討論者:
橋口 道代 (京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授)
三次 啓都 (JICA青年海外協力隊事務局審議役)

司会:
岡部 恭宜

【概要】 プログラム

13:00-13:05 開会挨拶(畝伊智朗JICA研究所長)
セミナーの趣旨説明(岡部主任研究員)

13:05-13:35 協力隊の創設と発展——多様な目的の政治的起源(岡部)

13:35-14:05 ボランティアとしての青年海外協力隊(白川准教授)

14:05-14:35 応募動機による協力隊員の類型化——6つの隊員像(白鳥研究員、須田助手)

14:35-14:40 (休憩)

14:40-15:00 コメント(橋口教授、三次審議役)

15:00-15:30 来場者との質疑応答

15:30    閉会

【使用言語】 日本語【参加費】 無料

申込み方法

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問い合わせ先

JICA研究所(担当:坂巻、高島)
E-mail:ditas-rsunit@jica.go.jp TEL:03-3269-2959