「良質な経済成長」に関するJICA-IDS-AFDの共同による研究会をパリで開催

2014.02.17

最も望ましい開発とは、どのような成長を指すのか、それらの目的の達成に向けた成長をどう促すのか、また、その成長を達成する上での代償はどうなのか。

2月3日、4日の二日間、JICA研究所、サセックス大学開発研究所(IDS)、フランス開発庁(AFD)は、「良質な経済成長」に関する共同研究の研究会をパリのAFD本部にて行いました。本会合は、2012年に行った第一回会合での議論を踏まえ、各研究者が執筆した論文の発表と意見交換を目的としたものです。

JICA研究所からは、加藤宏所長(JICA理事)、細野昭雄シニア・リサーチ・アドバイザー、島田剛主任研究員、Kamal Lamichhane研究員、敦賀一平副調査役が出席し、IDSからは、Lawrence Haddad所長とDirk Willenbockel研究員が、またAFDからJean-Yves Grosclaude戦略担当理事、Cyrille Belier研究部長、Nicolas Meisel研究員に加えて、Michel Aglietta教授(パリ第10大学)、Richard Bluhm氏(マーストリヒト大学博士課程)が出席しました。

本会合では、執筆者が中間発表として各論文の概要を発表し、「成長の質」とは何か、どのような成長パターンが良質な開発効果を発揮するかなどについて議論を展開しました。

各執筆者は、本会合で得られたコメントなどを踏まえて論文の修正を行い、2014年内に論文集を集成することになっています。

開催情報

開催日時:2014年2月3日(月)~2014年2月4日(火)
開催場所:フランス、パリ

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